ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

トレ・イコーネ“663”

2015年01月04日 | ワインの話

トレ・イコーネ“663”を飲む
イタリアナンバワンの称号を得て絶好調のファルネーゼのワイン。
ファルネーゼと云えばモンテプルチアーノ・ダブルツツォの“カサーレ・ヴェッキオ”でブレークした作り手。
一本のブドウの木にふた房を残し剪定して作る濃厚な味わいとコストパフォーマンスが人気になった。
そのファルネーゼが作った新作がこのトレ・イコーネ。
もともとオランダ輸出用のものだったという。
南イタリアを代表する3つの州(産地)アブルッツオ州、プーリア州、シチリア州のしかも素晴らしい畑から樹齢の高い土着品種にこだわり、州の枠組みという概念を越え、偉大なワインを造るという良いとこ取りのワイン。
トレ・イコーネ“663”の663という数字は、3つの州のそれぞれの畑を結んだ距離663kmを示しているとか。
シチリアからは平均樹齢25年のサンブーカにある畑からのネレッロ・マスカレーゼ種を、アブルッツオからは平均樹齢30年のテーラモのモンテプルチアーノ種を、プーリア州からは樹齢40年のサレント地区のプリミティーヴォ種を使用。
3つの州のブドウをブレンドしているためヴィンテージは表記できないとのこと。
さて、その味わいは、それぞれの個性がほどよいバランスを見せて複雑さを演出している。
今回、クアトロでの販売分まで、大晦日に売り切ってしまったので、入手出来ればクアトロで販売したいと思います。
さて、明日からクアトロも普通営業。
美味しい料理とワインを今年もお楽しみいただきます。

コメント (1)
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