湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドビュッシー:三つの交響的エスキース「海」

2019年04月08日 | ドビュッシー
ミュンシュ指揮ORTF(king,NHK)1966/10/8東京文化会館live・CD

晩年らしく落ち着いたテンポ取りがむしろ軋みを生じさせる1楽章から、どんどん前に向かっていって事故も厭わず飛んで行ってしまう3楽章まで、決してミュンシュの名演のうちには入れられないが、ライヴの典型として楽しむことはできる。乱暴である。個人的にはミュンシュの演奏でも精度の低い、カロリーも低いほうで無理やり3楽章をもっていった形にとらえられた。オケがぎくしゃくしている感じ。ミュンシュの号令も入るが、いつものことだろう。なぜかモノラル。
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