○ピエルネ指揮コンセール・コロンヌ管弦楽団(ODEON)SP
最初と最後の祝祭的盛り上がりは華やかでいいのだが、組曲ふうにつながっていく曲なので、おそらく録音も跡切れととぎれにやったのだろう、ツギハギのように聴こえ、少し興を削ぐ。元の録音がしっかりしているようで再生の音量もちゃんと出ており、その点は異論はない。ラ・ペリの盤を思い出す。余った部分に熊蜂の飛行が入っているのは既に書いた。フランスの楽団はロシアの曲をよくやったし、これもその意味ではこなれてはいるのだが、最後の方が撚れてしまい膝折れしてしまった。や、原因は盤かもしれないが。ピエルネも手練の専門指揮者ではないからこういう古い曲はやりやすそうだ。
最初と最後の祝祭的盛り上がりは華やかでいいのだが、組曲ふうにつながっていく曲なので、おそらく録音も跡切れととぎれにやったのだろう、ツギハギのように聴こえ、少し興を削ぐ。元の録音がしっかりしているようで再生の音量もちゃんと出ており、その点は異論はない。ラ・ペリの盤を思い出す。余った部分に熊蜂の飛行が入っているのは既に書いた。フランスの楽団はロシアの曲をよくやったし、これもその意味ではこなれてはいるのだが、最後の方が撚れてしまい膝折れしてしまった。や、原因は盤かもしれないが。ピエルネも手練の専門指揮者ではないからこういう古い曲はやりやすそうだ。