湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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2019/12/9日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ22(綱島駅→富士乃湯→安塚弁財天→鶴見川→しのぶ湯→大倉山駅)

2019年12月10日 | 東京温泉
寒い季節になりました。ウォーキングの最後に温泉があれば最高。しかしそうはうまくいかない。たいてい最後の湯のあとも歩く羽目になります。温泉、早く入りたいから先に設定してしまうんだなあ。寒い季節は体力がないとはしご湯は危険です。風邪をひく。この冬一番の寒さに、私も体調をおかしくしてしまいました。昼の徘徊とあるものの、ほぼ夕闇の徘徊です。怪しいです。




綱島温泉ですね、銭湯としてはこれで残る全部になるのかな(あとは「湯けむりの庄」)。綱島エリアと大倉山エリアは商店街の関係でしょうか切れて離れるので、このふたつを結ぶとウォーキングコースになる。









ただ、そうなると最初の温泉銭湯からの歩きが長くなる。湯冷めします。あと基本的にメモをとったりはしないので、忘れる。この東京温泉ウォーキングシリーズは文章の長短がはげしいですが、短いから良くないとかそういうことはないです。主に体調です。もともと湯治目的だった。

最初は工事中の綱島駅前より商店街沿いに大通りをまっすぐ。前の日吉湯コースの逆方向です。さほど遠くないところで脇に入ると最初の温泉。富士乃湯です。




黒湯は透明度15センチ。混んでてびっくり。まだ開始から早かったか。設備や湯はまさに一般的な黒湯銭湯だろうか。黒湯部分は昔ながらの黒湯銭湯で深く狭め。熱い。ちょっとレトロだけれど、銭湯としてはかなり普通。



さて、富士乃湯を出ると左、元来た方向ですが、少し川寄りの内道を歩きます。目の前に肉屋がありますが、綱島温泉時代からの営業でしょうか?料亭ぽい店もあるなあ。鶴見川支流をついに渡ります。マンションなど人工的な風景、車通りも激しい。

















まっすぐ行くと左側に小さな石祠。神社の残骸に見えなくもないですが、このへんの記念碑をまとめたようです。真ん中は安塚弁財天としてのぼりもたっている。さらに先を左折して鶴見川の本流方向へ。巨大な鉄塔が見えるとまもなくです。土手に上がる階段。ひゃー。寒々。






















けっこう土手を歩いて橋を渡り返す。なんとなく台風の爪痕もあったような。暗くなった大通りを車にびびりながら、けっこう微妙に曲がったりしながら突き進んでいく。ここまできても結構歩く。学校があり送迎の車が止まっている、その先に目的の「しのぶ湯」があります。







黒湯透明度50センチ以上。内湯は洗い場含めコンパクトだが、露天風呂が異様に広い(注、男湯女湯が週替りだそうです)。まるで湯治場。もともと完全露天だったのが周囲の目隠し等で覆ったぽい。それでも屋根の高さまで天井があり、開放感がすごい。黒湯だが透明度があり穏やか、温度も低めで静かな暗がり(条例で滝口止めたらしいが循環はしている)、最高のかんじ。今はクリスマス飾り付けもある。浸かると肌が一瞬でつるつるになりびっくり(こういうのは東京温泉では初めてだ)。内湯(白湯)で温まったあとここで時間かけるのが良い。内湯の黒湯は冷たい源泉のみ。冷たいラジューム(黒湯源泉)を別途入れられるようになっているがこのぬるさでは不要かな。

熱気は次第に抜ける。ぬる湯はこの寒気では体に残りにくいらしい。黒湯効果はポカポカよりツルツルが大きいことを実感した。冷泉だしそういう湯なのである。






ラジウム温泉という綱島温泉の代名詞を看板からおろしている施設はひとつもありません。ラジウムというのはここでは黒湯の意味なのですね。成分ではないです(しのぶ湯も露天風呂に成分表を明示している)。まだちょっと歩きます。湯の背後の方向の路地を行くと、大通りで右折。東急東横線大倉山駅でした。畑や山が黒々と迫る風景は神奈川だな、という気がしましたとさ。

全般に冬の夕方に歩く距離・場所じゃない。川を2回渡り、川岸を歩くのはかなり寒い。あっという間に熱気が抜けた。昼おすすめ。


おしまい。

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