湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ブラームス:交響曲第1番

2019年01月29日 | ドイツ・オーストリア
クリップス指揮NYP(forgottenrecords)1961/11/25live

大変引き締まった良い演奏で、ただこの曲はただでさえ演奏効果は高く、そこから一歩抜きんでた演奏に仕立てるのは結構難しい。クリップスはリズム感がよくスピーディで立体的な音の組み立て方が職人的にうまいが、ハデハデに振り切ることもないしグイングイン揺らすこともないから、かといってトスカニーニ系の即物性はさほど感じない(暖かい音のせいだろう)。なのでどうも、良い演奏とはいえ印象を語るのが難しい。となるとあとは「録音」である。安定したモノラルなのに何か所か派手な撚れやノイズが入る。さらに、終演前に拍手が盛大に入って、誰もそれを疑問に思っていないようなのはどういうわけか。拍手だけ別挿入???
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