湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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☆ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲

2017年09月15日 | ショスタコーヴィチ
○リフキン(P)スタイヴサント四重奏団(columbia)SP

これもネット配信されている音源だがノイズが烈しく非常に聴き辛い音。よく調和した演奏ぶりは戦前の室内楽団ではなかなか無いアンサンブルとしての技術の高さを感じさせる。ピアニストは主張せずタッチが柔らかい。引き気味ではあるものの必要なところに必要な音があるといった感じで聴き易い。スタイヴサント弦楽四重奏団については言うまでも無いだろう、ソヴィエトで言えばベートーヴェン四重奏団や昔のボロディン四重奏団のような緊密さと色艶を持ち、しかしもっとケレンが無くニュートラルな美観をはなつ。全般この曲にしては地味めではあるが、この曲だからこそ素直で美しい演奏であったと想像できるもの。録音さえよければねえ。○。

※2009/4/27の記事です

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