湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

☆ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」

2018年02月06日 | ショスタコーヴィチ
◎ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル(venezia)1961/10/1初演live・CD

放送音源的な録音の悪さがどうでもよくなる凄演。レニフィルも最高の状態で、最初から弓音がカチカチ鳴るところから気合のほどが伺えてゾクゾクする。一糸の乱れもない。曲はショスタコが退化して聴きやすい民族的主題を取り入れたり、わかりやすい構成をとっていて、それがまたムラヴィンに合っている。ムラヴィンには謎めいた表現を要求する曲よりも、単純明快ですかっとした曲がいい。とにかくこれを聴かずして同曲を聴くなかれ。一言より一聴。安いうちにどうぞ。

※2012-10-12 10:15:41の記事です

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆チャイコフスキー:交響曲第... | TOP | ☆フランセ:二台のピアノのた... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ショスタコーヴィチ