湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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2019/12/12日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ25(二子玉川駅→静嘉堂文庫→砧公園・大蔵運動公園→そしがや温泉21→祖師ヶ谷大蔵駅)

2019年12月12日 | 東京温泉
だいぶんネタが尽きてきて黒湯以外にも手を伸ばしかけましたが、エリアによっては地域で唯一の存在となっている黒湯銭湯はあるので、有名なものをいくつか見てみようと思いました。黒湯の柔らかさが懐かしくなったのもある(強い湯でけっこうヤラれた)。

まずは大江戸温泉物語と思ったんですがまず、値段。スーパー銭湯としては高い、というかここは温泉テーマパークで、黒湯温泉はそこにさほどおおきな位置を占めていなそうということで、何かの機会についでに行くレベルとします。今は除外。大きな温泉設備はもう一つ前々から行きたかったところがあり、そちらを優先します。

黒湯で、城南・神奈川以外のところ。そうすると練馬区や江戸川区葛飾区、浅草あたりにもぽつんぽつんとあるがちょっとすぐ行ける距離ではない。あとは調布など多摩地区となりますが、こちらはもう一日がかりになるでしょう。

・・・というとこで、今回は世田谷区の数少ない温泉を。というかちゃんとした黒湯温泉設備としては、休止中のところを除くと唯一ではないでしょうか。そしがや温泉21へむかいます。



起点は二子玉川駅。そしてずっと前に瀬田温泉が潰れてて仕方なく静嘉堂文庫美術館のウォーキングルートとして掲載したものを逆にたどるように行きます。駅からなのでちょっとわかりやすい高島屋のつばめグリル側のへりを抜けていくようなかんじ。いつものウォーキングが庶民的だったり寂しい土手だったりしたので今日は新鮮。



























わりと紅葉が残っている。そのまま紅葉の名をいただく地名もあるエリアで、以前のときとは見える色彩が異なっている。マンションの多いエリアになっていますが、それぞれ閉鎖的ではあれど塀の向こうから赤や黄色がたくさんのぞいて楽しい。ただ、車通りがひどい。。丸子川を離れ静嘉堂文庫前を通過しふたたび小川とつかず離れずいきます。





静嘉堂文庫入口、ここは案外紅葉が少ない















今日のコースは世田谷区を縦断するような感じで、車だとわけないですが歩くとわりとあります(電車バスは行きにくい)。平坦でもなく、足裏に伝わるのはあきらかに江戸ではなく田舎の大地。大きなスケールの起伏です。歩いているうちに大平原を行く心地がしてきて、そうだ、世田谷区ってそういう土地だったんだよとひとりごちる。





















川のうねる崖に二つの祠がある。とろけ庚申石塔のある庚申堂、それに背を向けるような地蔵石仏。前者は今も土地の信仰が篤く、江戸からのいわれがあるようです。さらにその上に高速道路がつっきっているけれど、道は土地の記憶をのこす。川を見下ろし高速道路にかかる橋へと足を踏み入れると、のぼった標高と同じ位置の向こう側に巨大な砧公園の敷地が広がります。緑の中に赤。ここの紅葉もいい。とにかく広くて整備された公園ですが、土地の記憶が高速で寸断されずに砧スタジオ方面へと連綿と続いているのはよかった。トトロとかどうせこういうかんじの地への追憶なんだろう(適当)。









































それにしても砧公園ってこんなに遠かったっけか。うーん。時間が無いのでただ突っ切って、もはや歯抜けぼろぼろの銀杏並木を通っていくと砧スタジオ(こんなんだったっけ???)、区民農園などある。















庶民的な雰囲気の中にウルトラマンが立ち上る・・・やがて祖師ヶ谷大蔵駅に突き当たり、その逆側にウルトラマン商店街があり、そこをしばらく行くと、左の道の向こうに終点があります。おつかれ。

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大規模な温泉銭湯。細かくはじつは省略して入ってないのでよく覚えてません。白湯がいちばん、とか書いてしまいそうなので黒湯だけ。20センチ強の透明度。意外とさらさらしているが黒湯成分以外のところできいているのか、肌がぬるっとしてくる。わずかにヌルヌルはあるがまだ昼間のうちなのでこれからわからない。決して狭い浴槽じゃないんだが・・・昼から満杯。比喩でなく人でいっぱい。うーん。。近隣に似た施設がなく、かつ温泉ランドとしてしっかりしてるから来やすいのか。まあ、浴槽自体数は多い。設備に年季が入っているためだと思うが、ネットや本の写真より大きく感じた。浴室は意外と広いのである(脱衣所はさほど広くないが男性は椅子式(高齢者が多いからだろう)の休憩室が広い)。高温サウナ以外の冷凍サウナや低温ミストは料金かからない。

スタンプカードもらいました。運動したくなったらまた来るかな。祖師ヶ谷大蔵駅に戻ってちょっと距離が増える。そのあと電車の都合で原宿に行きました。



おしまい。

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