湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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2020/1/4日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ39(大師駅→川崎大師→日の出おふろセンター→霊亀石→かまぶろ温泉→中島湯→政の湯→桐の湯→南武線尻手駅)完成版

2020年01月15日 | 東京温泉


正月と言えば川崎大師。しかし混む。

川崎発・京急大師線は新井薬師同様、一駅だけの短い電車ですが、今回のウォーキングの起点は川崎大師なので乗ります。

広々とした屋台道を折り返す形で参道へ・・・のはずですが。







参道どころか境内も遠く見えない状態。4日なのにこれか・・・

近寄って脇から参拝も無理。これでは時間オーバーで本日の行程「5湯」をこなせない。断念しました。結局角っこの塀の外から見えない本堂を拝んでおしまい。





















横の大師公園を先へ行きます。このあたり鶴橋や新大久保みたいなエリアでもあるので、昔は焼き肉屋が多かったですが今は知らん。立派な庭園があります。

もう東京湾横断道路も視野に入るような川崎の先へ向かう寸前に、最初の湯があります。ここは朝のせいもあって無茶すがすがしかった。









日の出おふろセンター
このあたりに多い食塩泉というが色こそ黄土色透明(濁りあり)なものの塩味はない。むしろすぐ肌がつるつるになる重曹感がつよい。ぬめりもなくはない。天然温泉は露天風呂だけだが、内装もしっかりし広い。露天には水風呂もある。浴室も広めで最近キレイにしたらしく脱衣所もすごくキモち良かった。雰囲気もいい。屋根の形からもと宮造りだろうか。露天おすすめ。自在シャワーうれしい。





















ここで切り返し、川崎大師の南を川崎方面に戻っていきます。

石観音堂は久しぶりでしたが、堂宇が減ってる気がするし、冬のせいか伐採中なのか冬枯れか荒れた印象がある。海中から亀が押し上げた霊亀石(自然石の手水鉢で船の形をしている)は江戸時代に信仰を集め、おそらくそれはかなり短期間の盛り上がりで、といってもどこもこういう物件はそうなんですが、もう少なくなった石仏の年代も偏りがあるように感じた。何より、知ってはいたんですが、つか20年前まで何度も来てフィルム写真も撮ってるんですが、鉢状穴がえぐい。知らない人が見たら火山岩かと思うだろう。ぼこぼこ。そばを道路が通っており、あきらかに道標的な使われ方をしていて(門前に道標石柱もあり)とくに日蓮宗関連でなくてもそういうものは穴を穿たれたことがわかります。古い手水鉢も石塔もボコボコでした。



他にも石仏に見どころはありますが、先へ。そこそこ歩くと次の湯です。















かまぶろ温泉
ちょいレトロな風情だが入り易く清潔で広く、人気があると思われる。ゲルマニウム温浴は謎の白湯。あたたまるらしいが時間が必要。浴槽が広い!内湯しかないがサウナと水風呂、おそらくあかすりは2階部。奥まった天然温泉は薬湯とあったが今日は純粋な塩化物泉。塩味がするがさほど強くないから肌が弱くてもok。肌ツルツル&ヌルも。ちゃんとしたシャンプー等完備。仕事前終わりの早朝6時からやっており、重要な施設だ。

塩湯なのはポイントで、データ上このあたりみな塩が入るはずなのに塩味がしっかりしません。ここはお味がちゃんとしてました。(注)飲まないこと
味よりも、色が黄土色なのがこのへんの湯の特徴です。
次の湯は公的ポスターとかに出てきます。













中島湯
かまぶろ温泉に近いこちらは商店街内にあり同様に人の出入りは激しそうだが、なんとなく鄙びた雰囲気がある。ちょいレトロでも清潔だが他に比べすこし対応が事務的。朝5時からやっているらしい。温泉でも黒湯ではないんだよね。ナトリウム-塩化物泉とされるが塩味はない。少し濁る黄土色透明。浄化槽ぽいとこには澱が浮かび、タイルには小さなとげとげが伸びていて確かに成分はあるのだ(測ったのが1988年なので今はどうかしらん)。ログハウス風露天風呂が広く穴場。人工北投石(玉川温泉の原料を再構成しているのでほぼ同じと考えていいか)が仕込まれた静かな鉤状の風呂は落ち着く。そういう凝った構造をもちます。浴槽は全般広め。

外国人もきてました。





















ここからは競輪場ヨコを突進して川崎駅に向かいます。川崎駅のそばといっても、ちょっと横浜側にずれますが。ここも超有名。正月なのにやっててよかった。

政の湯
川崎駅至近。一般的な黒湯付銭湯の湯船構成で、成分は黒湯。塩化物・ナトリウム-炭酸水素塩泉だが塩味はない。褐色透明の上さらに加水しており透明度は計れないくらいの薄さ。体表がいつのまにかぬるっとするくらいツルツル成分はあるが、広くない浴槽の半分は仕切りなしに電気風呂なので苦手な向きは注意。ひとつしかない寝湯は極楽。こちらはすこし沈殿物で濁っている気がする。天井が高く、対して共用部はくつろげる居間の雰囲気で、人気はあると思う。回転が早い。観光より地域利用やランナーサイクラーが多そう。

ここは知っておくと川崎近辺に来た時重宝します。

















さて、ちょっと川崎駅で休んだら越えてさらに歩きます。最後の湯へ向かう体はもうぼろぼろ。温泉は体力を使うのです。脱水にも気を付けましょう。

桐の湯
古い感じのマンション銭湯で、中も少し広いくらいの一般的構成。だがここは湯。肌触りが黒湯なのに黄土色、透明度は20センチ。普通にナトリウム炭酸水素塩泉なのだ。加温しすぎてよくわからないところもあるが、ツルツル系。ヌルザラはない。意外と良い。塩味なし。

個人的に桐の湯は入る前とあとのギャップで好きでした。脱衣所で、目の前で屁をこかれたのは蒲田の改正湯以来だw改正湯はかがんだ目の前で布なく直だったので悪質だったけどね。もう行かないからいいや。







桐の湯からゴールの駅はもうすぐです。

おつかれさまでした。
すごくたいへんでした。。
正月4日でもみんなやってたので、来年チャレンジしてねw

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