○コンドラシン指揮南西ドイツ放送交響楽団(hannsler)1981/1/13-15live・CD
放送音源として長らく個人のエアチェックが闇流通していた音源の正規発売。音質も格段によくなっている。日付違いの裏青があるが同一の可能性が指摘されている。ラフマニノフ2番のコンセルトヘボウライヴを思い浮かべていただければ、そういうような演奏である。快速インテンポで突き進む解釈と、美麗に磨き上げられた音のあいまった胸のすく演奏。「あっ」という間に聴けてしまうので、じっくり派は耳を欹てて聴くがよし。どの楽章が際立って、ということもないが、コンドラシンの同曲録音としては最上位に置けるのではないか。オケの鋭さが目立つ。
放送音源として長らく個人のエアチェックが闇流通していた音源の正規発売。音質も格段によくなっている。日付違いの裏青があるが同一の可能性が指摘されている。ラフマニノフ2番のコンセルトヘボウライヴを思い浮かべていただければ、そういうような演奏である。快速インテンポで突き進む解釈と、美麗に磨き上げられた音のあいまった胸のすく演奏。「あっ」という間に聴けてしまうので、じっくり派は耳を欹てて聴くがよし。どの楽章が際立って、ということもないが、コンドラシンの同曲録音としては最上位に置けるのではないか。オケの鋭さが目立つ。