若かった時は、
1日1日、笑ったり泣いたり、
気分の浮き沈みももっとあったかもしれませんが、
どんなことも記憶に残り、
ぐっと中身の濃い日々を送っていたような気がしてます。
年をとると、
ちょっと前のことが遠い昔のように感じられてしかたがありません。
美しい桜に感激し歩き回ったのも、ほんの1か月ほど前なのに、
もうずっと前のことのよう。
細かいことが記憶にあまり残らず、
日々が走り抜けるように過ぎていってる感覚・・・。
そんな風に感じるわたしだからこそ、
手帳の記述は、
今の自分のいい支柱になっているなあと思います。
今の手帳「主婦日記」には、
何をやるか、何をやったかしか書いていません。
若い頃のように、
心の内で自分に語りかけるようなそんな内容はほとんど皆無。
書くことで、自分の心の中を整理整頓していた頃が懐かしい。
若い頃より、図々しくなってるはずなのに、
ストレスに感じることは増えていて、
それがすぐ体の不調につながってしまう現実。
でも、
ウジウジ悩んでいることすら、
面倒臭くなって、
若い頃よりうまくなった「様々な（笑）気分転換」を武器に
いろんなことを乗り越えてます。
日々の生活、気分転換も含めて「やったこと」を中心に書きまとめることで、
「そこに、その只中に自分は生きていて、前に進んでる」という実感が持てているのかもしれません。
週の終わり、
1週間を振り返る手帳のまとめの時間。
人から見れば何もない、平凡な日々ですが、
「今週はお弁当作りを頑張った！」とか、
「大量にゴミを出し、台所がすっきりした」とか、
「長く伸ばしていた髪を切った」とか、
あ、そうそう、
「3週間続けて、マッサージに行った！」とか。
些細なことですが
自分の中では特別な出来事が、
1週間を彩ってくれる。
わたしはそんな1週間、1週間をワクワクしながら過ごせている、
ただそのことを只々ありがたいなと感じています。
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