先日、『SHERLOCKで身につく英文法』を読み終えました。
何十年ぶりかに英文法書を一冊読み終えた満足感あり。
結婚した頃には、
まだ近くの塾に勤めて
中高生に英語を教えることができていたわたしも、
その後日常で使うなんてことがほとんどなくなってましたから、
学生時代までに身につけたものはどんどん頭から出ていき、
今では中学英語すらも大丈夫なのか、
だんだん不安になってました。
今回、おこもりで見た、
BBCドラマ『SHERLOCK』の英語を
できるだけ理解したいと強く思ったわたし、
その勢いで、英文法を読破したんでした。
そんな折、
ゴジラと共に本屋で見つけたこの本。
『真・英文法大全』
著者は、関正生先生。
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聞いたことのある名前の先生だと思ったら、
調べてみると、
あのスタディサプリの英語の関先生です。
スタサプのコマーシャルでも有名ですよね。
うちの息子、
大学受験は塾には全く行かず、
このスタサプ一本で勉強しましたので、
関先生にはとても感謝をしています。
当時「すごくわかりやすい」といつも言ってました。
あまりに息子の評価が高かったので、
名前も知ってたし、
その後コマーシャルでお顔も見て
「この人か!」とわかっていたので、
このぶっとい900ページの本を見つけた時に、
躊躇なく手に取ってみました。
分厚さの割に思ったよりも重くなく、
お値段も2200円(税別)と手頃。
『SHERLOCKで身につく英文法』を
読んだすぐ後だったので、
文法書を読む面白さに気付かされていたこともあって、
思い切って買っちゃいました〜。
そして、早速読み始めました。
するとこれがめっちゃ面白いじゃありませんか〜。
これは、
試験の英語(大学受験のみならず、英検やTOEIC、TOEFL・IELTS)だけでなく、
ビジネス英語、趣味の英語、
旅行の英語、洋画を見るため英語など、
ありとあらゆる広範囲の英語を網羅していて、
かなりのレベルまで手が届いています。
そういう点で、内容的にもかなり読み応えがあるのですが、
それにもかかわらず
何だかどんどん読めていくから不思議。
一応、英語を一通り学んできている人なら誰でも、
それを土台として読めるからというのもあるのでしょうが、
とにかく堅苦しくなく、
読みやすく書かれています。
こういう読みやすさは、
説明がとても明快で、
学ぶ人の立場に立った指導をされる
関先生の真骨頂なのではと思います。
スタサプでの大人気講師。
端的な言葉で、
英語を紐解く魔術師のような方。
だからこそ、
この文法書もすごく読みやすいのです。
何かの物語を読んでいるかのような感覚で、
先が楽しみで、
時間さえあればいつも手元に置いておいて、読み続けたくなる、
そんな文法書です。
一家に一冊あってもいいんじゃないかな。
まだ今は「時制」のところを読んでいるまんじゅう顔ですが、
「あ、そう言うことなのか〜」と目から鱗ということもいくつも。
時制の捉え方も改めて教えられてます。
例えば、
現在進行形のところで、
「5秒ごとに中断・再開できない動詞は進行形にできない!」
と言われれば、
「なるほど〜」とわかる、腑に落ちる。
そういう腑に落ちる説明がよく出てくるのです。
文法的にこうだからとはあまり考えなく
何気なく身についている英語だったり、
感覚的に使っていた英語だったりが、
少し自分の中でも
輪郭としてしっかりしたものとなっていくのを感じるのです。
今年の秋は、
まずはこの本の読破からスタートかなと思っています。
大体1ヶ月から2ヶ月ぐらいで読み通す読み方が
推奨されているので、
それに則ってやってみようと思います。
間を開けてしまうと、
忘れっぽいわたしには
なかなか身につかないことになりそうだから。
とにかく興味がある今を大事に、
勢いでまずは1通り読み終えたいと思います。
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