(↑友人が誕生日ケーキを差し入れてくれました。
これまたスッキリした甘さで美味しい〜〜)
Kindle Paperwhiteで、
一冊の本を読み終えました。
電子ペーパーを採用しているKindleには、
メリットがたくさんあります。
超低消費電力で、目が疲れにくく、
ブルーライトによる目への影響がありません。
太陽光の下でも視認性が抜群。
薄型、軽量、フレキシブル。
実際わたしは、
外で使うことも多かったのですが、
どのメリットもまさにその通り。
とても使いやすい端末だなと
心から感心してしまいました。
使いやすさもあって、
あっという間に1冊読破です。
ただ、唯一ちょっとモヤモヤしたことを
今回は書かせていただきます。
皆さんのご意見もいただけたらと思いまして。
わたしが読み終えたのは、
『風に舞いあがるビニールシート』。
森絵都さんが直木賞を獲った作品集です。
この本の中身のことを
今回はうんぬんするわけではありません。
これはKindleで購入したので、
手元に実物の本はありません。
Kindleの表紙はこうでした。
当然ながら、電子ペーパーでの表紙写真なので
いわゆるモノトーンの世界です。
紙の本も中身の部分は、
紙の色と文字の色の2種類なので、
そんなに電子ペーパーとの違いはないのですが、
表紙の方はカラーとモノトーンで大きく違い、
これがなんともかんとも。
紙の本の表紙はこんなの。
何だかえらく雰囲気が違うでしょう??
その本との親和性が
どれほど表紙の印象と関わっていたか、
思い知らされた感じがしています。
この本の直前に読んだ森絵都さんの紙の本は
『カラフル』。
実際に綺麗なパッとした黄色の表紙の本です。
色は黄色と白の2色なのですが、
帯のオレンジと共にとても印象的な1冊。
思わず本屋で手に取りました。
ブックカバーですぐに覆ってしまうのに、
この表紙の印象はわたしの心に残り続けました。
その色やイメージが、
知らず知らずのうちに
読み手のわたしの心に影響を与えていたのです。
だからこそ、本を作る方々は、
表紙に凝られるのでしょうね。
凝りすぎて、
もちろん表紙倒れなものも多いですけどね。
この話を夫にしたら、
「僕は学術書を読むことが多いから、
表紙のことや色のことなど全く考えたことがなかった」
と言われました。
確かにそうなんですよね。
もともと中身勝負なものはそうなんです。
もちろん小説も中身勝負なのですけど、
学術書と違って、
色のついた、その小説オンリーワンの表紙の存在が
どうもわたしは気になるのです。
コメントをくださったももさんも
「子どもの目に触れて欲しい本や、家族と共有したい本は紙です」
本との出会い、絵本との出会いを作るのはやはり
実際の紙の本の方がいいかな。
大人のわたしとしては、
本屋で面白そうな本を見つけておいて、
(表紙の雰囲気も含めて選んでおいて)
その後Kindleで読むのか、
Kindleの
色がモノトーンである表紙に徐々に慣れていくのか、
もともとモノトーンになった表紙など無視して、
気にしないで中身だけを楽しめるようになるのか、
まだ今は微妙な感じだなと思います。
今後のKindleでの読書で
ここら辺が自分の中でどうなっていくのか、
すごく興味のあるところです。
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