(↑わたし世代の方々にはとても懐かしい昭和レトロ、
水森亜土先生のイラスト。これはタオルです。
鎌倉の小町通りにある水森先生のショップで購入したものです。
今は、ヨガのお供に持っていきます。
お休みをしてしまい2週間ぶりの週末ヨガでした。
やっぱりやると気持ちいいです〜)
子供の頃からプロ野球が大好きだったわたし。
熱烈な阪神ファンが多い関西にいて、
どうしてか我が家の皆は巨人ファンでした。
弟が巨人の野球帽を被っていて、
近所のおじさんに叱られたと言ってたのを
時々思い出すくらいです。
大学サークルのみんなで甲子園球場に行った時も、
他が全部阪神ファンだったもので、
阪神ファン側の応援席にいることになったわけですが、
巨人が得点した時に喜んでいたら、
周囲の阪神ファンからどやされたっていう経験も。
まあ、こういうめちゃ熱い阪神ファン、
わたしは嫌いではありません。
叱られたりどやされたりしても気にならない。
「六甲おろし」は
わたしのソウルソングの一つでもあります。
でも、結婚後関東に来て、
東京ドームの、
それも巨人側の席で応援できるようになったのは、
わたしにとっては涙ものの経験。
夫は特に応援球団もなく、
興味もそれほどないのですけど、
息子はわたしの影響で大の巨人ファン。
最近は彼がチケットを取ってくれて、
いまだに一緒に応援に行ってます。
と、前置きが長かったのですが、
そんな球団応援とは別に、
個人的に昔から
「イチローさん」には大変興味がありました。
神戸に拠点のあるオリックスの選手だったこともありますが、
若い時から孤高の人という印象で、
言うべきことははっきり言うし、
人におもねないし、
努力の人だし、天才だし。
好き嫌いを超えて、
人としてとても関心を持ってきました。
どちらかというと非力な印象の体格で、
大リーグに行かれて大丈夫かなと
きっと多くの人が思ったと思いますが、
素晴らしい成績を収められ、
日本でもアメリカでも
資格をとってすぐに
野球殿堂入りを果たしたとニュースに出ました。
彼が満票でなければ誰が満票を取るの?
と思うくらいのレベルの方ですが、
日本では92.6%の得票率だったとか。
(↑ここまで低いのはどうして??)
そしてアメリカでは、たった1票が入らず、
99,7%の得票率。
それについてイチローさんは、
「・・・1票足りないというのはすごくよかったと思います。
しかもジーターと一緒。
これも数字的な話なんですけど…
足りないものを、これって補いようがないんですけど、
努力とかそういうことじゃないからね。
ですけど、いろいろなことが足りない、人って。
それを自分なりに自分なりの完璧を
追い求めて進んでいくのが人生だと思うんですよね。
これとそれはまた別な話なんですけど、
これとそれはまた別な話なんですけど、
やっぱり不完全であるというのはいいなと。
生きていくうえで不完全だから進もうとできるわけで。
そういうことを改めて考えさせられるというか、
見つめ合えるというか、
そこに向き合えるのはよかったなと思います」
と述べています。
「不完全であるというのはいいな」と。
すごい言葉ですね。
彼から出た言葉であるからこそ、
さらなるインパクトがあるわけですが、
もう、究極の言葉だと思います。
「生き方に哲学のある人」
「自分自身を持ってる人」
というのは、
どの分野に身を置いている人であれ、
輝いて見えますね。
自分らしくい続ける、
これほど難しいことはありません。
イチローさんのような人でなくても、
何を成したと言えない自分であっても、
人に振り回されず「我が道」を生き抜く、
これには「覚悟」が必要です。
この「覚悟」だけは、
歳をとっても持ち続けたい、
頑固だと言われても。
イチローさんを見ていると、
奮い立たされますね〜。
↓二つのランキングに参加しています。
手帳に限らずそれぞれポチッと押して応援してくださると嬉しいです。
励みになります。