手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

第三の人生をよりよく生きるために〜『あなたの人生を愛するノート(フィルムアート社)』 〜 & 『六本木クラス(第五話)』一言感想

2022-08-05 | ライフプランニング&終活ノート




大学時代に出会った友人との還暦小旅行。

その友人が、銀座教文館に行ったときに教えてくれた一冊の本。


『あなたの人生を愛するノート』フィルムアート社 1500円+税




しっかりしたハードカバーです。




アルフォンス・デーケンという、

上智大学で長く「死の哲学」などの講義を担当されていた教授の本。

『よく行きよく笑いよき死と出会う』(新潮社)、

『死とどう向き合うか』( NHKブックライブラリー)、

『生と死の教育』(岩波書店)など多数の著書があり、

一般的にもよく知られた哲学者です。


題名にあるように、

本ですけど、ノート形式になっています。


一口に言えば、「自分の人生を振り返るノート」と言えるでしょう。


これは、

彼の定義で言えば、

退職後の人生を第三の人生(教育を受けて自立するまでが第一の人生、社会人として働いた時期を第二の人生)と位置づけ、

第三の人生を生きるために、

それまでの自分の人生を振り返るためのノートなんです。


第三の人生には6つの大切な課題があると彼は言います。

第一は「手放すことを身につけること」

第二は「許しと和解」

第三は「感謝の表明」

第四は「さようならを告げること」

第五は「遺言の作成」

そして第六は「自分なりの葬儀の方法を考え、それを周囲に告げておくこと」です。

この六つの課題をこなしていくために、

ノートに記入するというプロセスを辿るのです。


ノートには、かなり詳細に問いがあり、

その一つ一つに向き合うことになります。





子供時代からのあれこれ、

例えば父母のこと、兄弟のこと、影響を受けた人、

心に残っている出来事、夢中になったこと・・・など、

パラパラッとそのトピックスを見るだけでも、

いろんな思い出がよみがえります。




これは、

前にご紹介した『もしもに備える安心ノート』のような

事務的なもの、法律的なものとは違います。


こういうノートこそ一冊あってもいいかなと思いました。


納戸にはわたしが若かった頃によく書いていた日記もまだたくさん残っています。

片付けようと思ってもなかなか片付けられない大切な記録。

でも、

それはわたしだけの宝でして、

他の人にとっては重荷になるものかもしれない。


今という時期に、

それを片付けながら、本当に大事な記憶や記録だけ、

このノート1冊に集約して、

その他のものはちょっとずつでもシュレッダーできたらいいな。


わたしの亡き父は、

何十年も日記をこまかく書き続けてきた人でしたが、

自分が老人ホームに入る頃には、

全てをきれいに処分していました。

何も残っていないことで残念な気持ちにもなりましたけど、

残しておいてくれても、読むのも時には辛いものだし、

そんなにキッパリ捨てることもできないものになりそう。

父自らが処分してくれていたことは、

結果的にわたしたちのいろんな負担をかなり減らしてくれたことになりました。


わたしには父のような潔さはなくても、

雑多でたくさんある思い出のものも、

この1冊に集約していくことで、

自分なりに処分していけるかなとも思ったり・・・。


この夏、一冊の本に出会って、

自分のこれまでのものの整理の道筋も考えやすくなったかもしれません。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『六本木クラス』の第五話を見ました。

竹内涼真くん演ずる新の前に次々に現れる協力者・・・。

いつの間に・・・という感じです。

一見したところ、彼自身はそれほど個性的な人ではないように思えるのですが、

ただただ真っ直ぐな信念の持ち主であることが魅力なのか、

それとも実は隠れた策士なのか・・・。

さてさて・・・。




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「もしもに備える」を緩くスタート!〜『もしもに備える安心ノート』(長岡書店)〜

2022-03-01 | ライフプランニング&終活ノート
(↑↓まーさんを美容院へ送っていく車の中から、何人もの人が空を見上げて携帯を操作しているのを見ました。思わず空を見上げたら、見事なうろこ雲??その時は撮れませんでしたが、まーさんを降ろしてからの帰りに車を停めて写真をパチリ。数分後だったこともあり、あっという間に形がぼんやりし始めてたのですが、とにかく美しい空でした。多くの人と同じ空を見上げる、こういうのいいな〜)



          
これまでわたし個人の細かい情報に関しては、

長年「生活ノート」を作り、毎年書き換えてきました。




それをもって「終活ノート」とすることもできますが、

家族が見たらわかりにくいかなと思いました。


かなり独りよがりで作ってるから、

他人にとって本当に必要な情報がなかったり、

見つけにくかったりということにもなりかねない。


そこで、

一般的に売られている「終活ノート」のようなものに

一度まとめ直した方がいいかなと思いました。


家にいる時間を使って、少しずつ。


終活関連ノート、表題も色々で、たくさん売られていますね。

本当なら全部手にとって見たいところですが、

地元の書店や文具店に置いてあるのは、某有名メーカーのものと、後+1種類くらいで、

多種類あるわけではないです。

そこで、失敗を気にせず、

まずは「気楽に始められる」というのを目印に、一冊ネットで購入して見ました。

それがこれ。

『もしもに備える安心ノート』 




監修は、エンディング研究会。

出版は長岡書店。

サイズA4です。


↓アマゾンへはこちらから。
 

定価780円+税金と、

終活ノートの中ではかなりお安め。

必要な項目を厳選してるのですって!

初心者にはいいかもです。

以下が書き込む項目。





実際に書き込み始めると、

わたしの「生活ノート」では網羅できてなかった部分がはっきりしてきました。


今まだ書き込みの最中で、ちょっとずつなんですけど、

面白かったのは、「住んだ家の記録」。




もちろん頭の中には入ってたけど、

改めて何年から何年まで住んでたとかを年月日、場所など具体的に記述すると、その場面が思い浮かんでめちゃ懐かしかったり、

流石に番地とかまでは思い出せなかったり・・・。

これまでの人生が走馬灯のように蘇ってきますね。


また、年金関係を詳しくまとめていると、

職歴やら履歴やらも具体的なまとめになっていきますし・・・。


証券やら通帳やらあれやこれやをどこに置いてるのか、

印鑑はどこにあるのか、

どんな印鑑を使っているのか等々、

そんな記述も必要かなと思い出したり・・・。

かつて通帳は、

通帳印が実際通帳に押されてましたから、

悩む必要はなかったのですが、久しぶりに印鑑をと思ったら、

いくつかある中のどれかがわからなくなってたりして。

本人でさえもあやふやに(笑)。

あ、もうこれからは通帳発行もお金がかかるんでしたっけ・・・。

紙の通帳がないと、ますますいろんなことがあやふやになりそう。

年寄り泣かせですよね〜。


こういう「終活ノート」に書き残す内容って、

もちろん家の奥深くに残しておくべき情報ですけど、

こういうことこそが、自分がいなくなった時に、

家族には大事なことなんだろうなと改めて認識。


でも一方で、

これ一冊で全てがわかるようにしてたら、

泥棒さんなどの悪意のある他人の目に触れたときは

個人情報の大量流出になりかねないので、

全部をあからさまに書かない方がいいと、

このノートにも書かれていました。


家族だけが当然知っているような、

二つ三つの別情報を重ね合わせたらわかるくらいにしておけば、

家族も困らないかな。


少しずつ埋めていきながら、

なんでもっと早くやっておかなかったのだろうかと少し後悔も。

でも逆に、

還暦の今だからこその区切り。

しっかりと自分という人間に向き合ういい機会になってるとも思いました。


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毎日一つずつ〜昨日は年金の話を!〜

2022-02-26 | ライフプランニング&終活ノート



一昨日は、ワクチン3回目の接種会場予約をし、

昨日は、年金の確認をしました。


毎日一つずつです。

あれやこれやしないといけないとバタバタしてると、

気持ちが急かされてしんどくなっちゃいますからね。


でも、

年金に関しては、ちょっとのんびりしてました。

夫に「一度問い合わせてみたら」とせっつかれてたのに。


第3号被保険者のわたし、

任意ですが、

国民年金第一号への切り替えをしないといけないですね。

基礎年金というのがありますけど、

65歳までは、

そちらに切り替えて毎月幾らかを払い続けると、

65歳以降にもらえる基礎年金額が多くなりますから、

すぐに対処すべきでした。



誕生月から今までの月の分は遡って払うことはできないと知って、

ちょっと勿体無いことをしてしまったと反省しきり。

すぐに動かないといけませんが、

こういう情報って知ってる人は知ってるけど、

知らないままということもありがち。

わたしなんて、「ねんきん定期便」が来ても、

これまではさっと見て、それで終わってましたから。


でも、今からはしっかりやります。


その日すぐに区役所に行って手続きを。

年金課の職員さんに色々話を聞いて、どうするかを決めました。


こういうことも、

「ライフプランニングノート」に記入。





わたしの「ライフプランニングノート」、

最初はどんな感じかな〜と思いながら書いていて、

だんだん腹が決まってきて、

自分らしい使い方ができ始めました。


いわゆる「終活ノート」みたいな、

他の人が見てパッとわかると言ったものではなく、

今は今後の生活の情報の一切を出来るだけランダムに書き込むノートとなっております。


家族用ではなく、あくまで自分用。

前にも書いたと思いますが、「妄想用」とも言えますね。


例えば、将来便利だろうと思うこととか、

今の生活で不便に感じることとか、

新しく家をしたらこうしたいとか(リフォーム情報みたいなもの)

老後のさまざま大切なこととかです。


だから、例えばネット情報で仕入れた、

無印良品の良さげな商品の名前とか、

気になったダイニングテーブルとかまで書いてます(笑)。


何かあった時に家族が困らないようにするノートは、

別に作ることにしました。

既製品です。


こういうのって、記録すべき大事なポイントがもともと書かれていて、

自分の情報を書き込むだけで良いから。

このノートは初心者向け。

それが良いかな。

自分で一から作ったら、何かを落としそう。

そちらの情報のほとんどは、

既にわたしの「生活ノート」には毎年書き込んでいますので、

書き直すことは簡単です。


さてさて、年金の方に話を戻すと・・・。

この日、1日で結構勉強になりました。

苦手と思わず、しっかり向き合うって大事ですね。


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還暦にして「ライフプランニングノート」を作る!〜Premium C.D.NOTEBOOK A5 (アピカ)〜

2022-02-05 | ライフプランニング&終活ノート




年末にpontousuさんのブログを読ませていただいていて、

「ライフイベントノート」なるものを作っておられると知りました。



彼女の場合は、

1年に1〜2ページくらいを使い、今後の事を書いたものとのこと。

いわゆるエンディングノートのような内容ということです。

わたしで言えば、

毎年更新する「+α生活ノート」に近い使い方かなと思いました。

ただpontousuさんのは、各種ノートが充実しているだけでなく、

ブックカバーも自作のもので、

かなりのスペシャル感がありますね。

こういうふうなノートだと、

続けて書く意欲も湧きますし、いいですよね。

真似したい〜〜。

でも、

わたしの場合はブックカバーに気を取られていると、

なかなか前に進まないので、

まずはノートだけでも用意したいと思っていました。


そしてこの度ようやくノートを決定しました。

実はここ1ヶ月ほど、ノート探しをしてたのです。


サイズは何にしようか、

ノートの種類は何にしようか、

思いのほか悩みました。


手元にはB6サイズのノートがたくさんあるし、

それでいいかなと思って、その中のお気に入りを用意してたけど、

実際向かい合うと何だか窮屈・・・。


今回の内容を書くには、ちょっと紙面が狭いかな。


ノートのスペースって、書く内容にもよるのですが、

わたしの今回の「ライフプランニングノート」は、

綺麗に書き込んでいくいわゆる「記録ノート」というよりは、

「今後の人生のラフスケッチを描くようなノート」にしたいと思ったんですね。


一般的な「エンディングノート」の内容に加えて、

衣食住に関してのアイデア、希望とか、気になった情報などを

どんどん書き残しておくようなノートがイメージなんです。

そういう点では、

「妄想ノート」ってな感じかな。

ただ文字を書くだけではなくて、

時にはコピーを貼ったり、絵を描いたりしたい。


還暦を迎えて、

これからは「生き直し」と心に決め、スタートを切ったまんじゅう顔。

でも、

「終活」という言葉や「シルバー」「シニア」といった言葉を用いちゃうと、

何だか一気に老け込みそう。


もちろんこの世界での滞在時間は短くなったと実感するけど、

まだまだ前向きに生きたいですものね。


今やってる「片付け」や「整理」も、

さらに前向きに生きていくためのもので、

死ぬ準備をしてるとまでは思いたくない(実際はそうですけど)


自分の身も身の回りもスッキリ、贅肉をそぎ落として、

さらに自分の過ごしやすい空間を作ったり、

経済的な面を整え直したり、

衣服の整理をしたり、うまく着回す方法を考えたりする、

そういう生活をコーディネートするようなノートにしたいのです。

そのためにはA5サイズくらいは欲しいかなと思い、

文具店に立ち寄るたびにぶらぶら見てましたら、目につきました。


はい、A4サイズでは圧倒的お気に入りのノート

Premium C.D.NOTEBOOKのA5サイズ。



↓アマゾンへはこちらから。
 

シルキーな紙質といい、

パタンと180度開く点といい、

5mm方眼といい、



厚さ(96sheets)といい、やはり言うことがありません。


元々のお値段は少し高めですけど、

Amazonで買うと安い。

そしてこのノートは絶対使う!

わたしもこれまで勉強用、教会学校用と使いこなせてますからね。



日々の思いつきや情報は、いつも通り

現在続けている「毎日ノート」に。

それを元に、

とりあえずどんどん書いていこうと思います。

使い方は時系列。

自分の今後に関わることが雑多に入り混じる内容になりますが、それで OK。

書く内容ごとに番号を打つこと、

見開きページの右側だけを使うこと、

これくらいのルールでね。

左側は、右側の内容について、後から補足したり、何かを貼ったりできたらいいな。

空いていても問題なし。

ゆったり使いたいと思います。


このノート、何らかの形で次の一歩を踏み出すときに、

役に立つノートになったらいいな。



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