高速は深川で降りました。道道とは言え狭い道を旭川まで走り、旭川で9人のお客様を乗せて旭岳温泉まで、忠別川沿いにバスは山を登っていきます。
今年は雨が多く川は濁って渦を巻いて流れていました。上忠別の手前でバスは道道旭川旭岳温泉線と、道道天人峡美瑛線とに別れていますが、危機一髪でした・・山を下ってすぐ土砂降りの雨、あの雨が道路の陥没を引き起こしたのでしょう。
天人峡は、山登りの旭岳温泉とは違い「日本の滝100選」に選ばれた滝の名所です。天女が羽衣をひるがえした羽衣の舞うように流れている羽衣の滝、さらに幅60mの敷島の滝と、道内の有数な秘湯として、百年を刻む温泉で多くの観光客が団体で訪れる温泉です。300名近い人々が足止め、海外からのお客様もいたことでしょう。
開通まで1週間はかかるとかこれからが紅葉シーズン、ツアーも目白押しのお勧めのコースなのです。
旭岳を色々な角度から撮りました。ナナカマドは少し色好き、遠くにはトムラウシが見えていました。河口からは地鳴りがして「地球の叫び」とでも題しましょうか。