シャンソン心の哀愁歌になるのでしょうか。今年UHB大学からシャンソンに多くの仲間が入ってきました。他の教室と合同、総勢32名・・なんか合唱団のような気がしますが・・毎月新しい曲を勉強します。
声の良し悪し・・関係なし自分の心で自分なりにうたう・・カラオケとは違い音符通りに歌わなくとも・・作詞が良い・・作曲も
60代の先生・もちろん素晴らしい歌声・・新しい楽譜をいただく度に歌声を披露してくれます。
先生曰く・・幼い頃母親に手を引かて家を出、母親と二人、ひと間での貧しい寂しい生活からシャンソンを歌いだしたと・・シャンソンの作詞を見ても楽しい曲はあまりないかもしれません。先生が選ぶ選曲がそうなのかもしれませんが・・
今回の曲「我が心の赤い風船」 YouTubeで岡田忠彦氏が歌っています。
「おやじやおふくろの 顔せえ知らずに 育った子供に ふさとはない まぶしすぎるような 表道りを 行き交う幸せ 一人で見てた ほしくて 泣いたよ赤い風船
遠くの笑い声 窓越しに聞いたよ 壁にもたれて 本を読んでいた 鎖につながれたつみびとのように どこにもでられず じっとしていた けれども 夢見た赤い風船」
先生、自分の生い立ちとだぶるとのこと・・マザコンだったのでしょうか、涙を流して母親のことを幾度となく話します。
しかし先生は離婚歴があり・・前の奥さんに子どもを残して・・今の奥様と再婚・・いつもその話を聞きながら
自分の幼きときの寂しさを・・残してきた子どもの心は考えなかったのかと・・先生の顔を冷たい目でまじまじと見てしまいます。
そんな私を、変なおばさんが歌っていると思っていることでしょうか。
しかし いろいろな人生を経験してきているから・・・歌えるのでしょう シャンソンは・・・。