つれづれなるままに   2596   幻のアーチ タウシュベツ橋梁

2018-05-21 15:05:04 | 旅行

 一度は訪れて見たいと思っていた、「幻のタウンシュベツ橋梁」今年最後のツアーとか、早速参加申し込み一泊泊まりで行ってきました。

生憎の雨、峠では雪とのこと、完全装備冬支度で出かけました。上川を越え三国峠、雨が雪になっていました。

タウシュベツ橋梁はJRのフルムーンキャンペーンのポスターの撮影地で選ばれたことから全国的に知られるようになりました。しかし、橋に行くためには狭い林道を約4キロ通っていかなければならないため、事故などを懸念して林道は閉鎖されてしまいました。たどりつくためには鍵を森林管理事務所に借りなければなりません。夏はヒグマが出没することからツアーでの見学が推奨されているようです。

北海道・上士幌町の旧国鉄士幌線が廃線になって今年で30年。水没することから「幻の橋」で知られているタウシュベツ橋は崩落が進んでいます。見られるのも今年最後かとも言われています。

この湖で冬から夏までの間のみ姿を現す「タウシュベツ川橋梁」湖の水位の変化によって姿を現し「幻の橋」と呼ばれています。旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群の中でも、特に代表的なコンクリートアーチ橋です。 ダムの水が少ない1月頃から凍結した湖面に姿を現し、水位が上昇する6月頃から沈み始め、8-10月頃には湖底に沈みます。

5月20日もうすでに橋の下まで水位が来ています。

日一日と水位が上がり下まで降りるのは、今日が最後とのことでした。 橋の崩落も進んでいる様子が分かります。

 

真ん中の道がアーチの橋です。右はもう大分水が溜まりはじめました。左はアーチを潜って水が・・。

橋が水面に沈み、ここにも流れ込んで水没、私たちは水没する道を長靴を履いてダウシュベツ橋梁を目指しました。

旧幌加駅周辺跡地も見学、昔の線路・・・。幌加駅、昔は300人ほどの人口はあったようですが今は跡形もなく、線路のみ観光用でしょうか。

この白樺林が昔の線路跡です。

白樺林をの先にはアーチの橋、奥に見える白樺林が線路だったそうです。

 

 念願かないやっと見学する事が出来ました。今夜のおやどは「ぬかびら温泉」源泉かけ流し、温泉につかり、疲れをとり、

次の日はトムラウシ温泉入浴して戻りました。北海道の温泉も伊豆の温泉に負けないいい湯でしたよ。