21日、今日は冬至、保存していたかぼちゃを取り出して、小豆も煮て、冬至かぼちゃを今年も作りました。
今の時期は日の出が遅く、札幌も7時近く、16時頃には日も暮れて、いちだんと夜が長く寒く感じます。そんな日入りと日の出の長さの境となるのが冬至です。
冬至と言えばかぼちゃ、なぜかぼちゃなのでしょうか。かぼちゃの原産地は中南米、日本では夏から秋に収穫、風通しの良いところで保管すれば2~3か月は保存することが出来ます。
かぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロチンやビタミンB1、B2、C、E、と食物繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜。新鮮な野菜が少なくなる時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけようという先人の知恵なのだそうです。
江戸時代の文献には「冬至にかぼちゃ」という内容の記述はなく、明治以降に生まれた比較新し風習のようです。
かぼちゃはカロチンが多く含まれて体内でビタミンAに変化、風邪などのウイルスは粘膜から、しかしビタミンAは粘膜を強くする働きや身体の免疫力を高めるビタミンCや血行を良くするビタミンEも含まれているそうです。
冬至の日にカボチャを食べるという風習は、寒さから身を守るという先人の知恵が、「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」という風習として根付いたのだそうです。
それでは小豆は・・赤いので魔除け、悪いものを追い払うとか。
ではゆず湯は、これは「冬至=湯治」と「柚子=融通」の語呂合わせとなり、冬至に体を清める「みそぎ」としての風習と言われています。
もともと冬至は、運気の流れが上昇する日だといわれてきました。冬至を過ぎると少しずつ日が長くなるため、冬至の日を陰の極みと捉え、冬至の次の日から陽に転じていくと考えられていたのです。冬至から運が上向きになると伝えられています。(文献はネットから)
コロナ感染収まりません。クリスマス、正月、自粛生活、冬至を境にそろそろ運が上向きになって欲しいものです。