つれづれなるままに  378  老人性白内障

2007-11-15 17:12:03 | 雑記

  保健部「健康講話」「白内障について」と題して、

       講師は札幌きい眼科、副医長、長井伸二氏

 

誰でも50歳を過ぎる頃から老眼になってきます。これは私達が、体が衰えだし、顔に、しわが出ると同じだそうで、水晶体の細胞が徐々に硬くなり柔軟性がなくなり近業を行うための調整がなくなるために近文が見えにくくなる、これが老眼だそうです。つまり水晶体が年とともに硬くなり、調整力が衰えてしまう、若い方は水晶体が柔らかく調整力があるため老眼の為の老眼鏡のお世話にならなくて良いのです。

 

では「白内障」はどうなるのでしょうか

水晶体は瞳の奥にある透明な円盤状の器官で目の中でカメラのレンズと同じ働きをする部分で、この水晶体の部分が濁って視力を低下させる病気が「白内障」これは視力低下の病気でもっとも多いもので、手術でほぼ本通りになります。

「白内障」で最も多いのが加齢に伴う「老人性白内障」 60歳で70%、70歳で80%、80歳でほぼ100%の人に白内障による視力の低下が見られます。

 

この予防は軽い場合は点眼薬、内服薬などの薬物治療を続けますが、常にバランスの良い食事、強い紫外線など避ける為のサングラス等用いると少しは防ぐ事ができると言われています。

白内障を防ぐと言われる食品

ビタミンE・・・大豆、玄米、植物油、ゴマ、うなぎ

ビタミンB2・・ノリ、レバー、納豆、たまご、いわし

ビタミンC・・・緑黄野菜、いも、柑橘類

これらを取る事によって「白内障」の進行が少しは抑える事が出来ますが、「目がかすむ」「明るい所では見えにくい」そんな病状が出たら、早めに診察、治療が必要だそうです。今は簡単な日帰りでの手術が行われているようですし、決して怖いものではないと言われました。

 

「白内障」の手術は紀元前800年すでにインドで濁った水晶体を針で刺し落下させる手術、日本でも平安時代後期には手術が行われ行われてい事が、平安末期から鎌倉時代の絵巻物「病草紙」に書かれています。

 

明日から、個性豊かな、女6人衆の旅行が始まります。3泊4日、地位も名誉もある学識だって誰にも引けを取らない彼女ら、どんな珍道中が待ち構えているか、楽しみです。    


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
老いても元気 (きたのほまれ)
2007-11-19 12:45:00
頭髪は減り、顔にしわ、しみ、目はかすみ、耳は遠くなり、歯は抜け落ちる。関節はきしみ、動作はのろく、腰は無意識に曲げて立つ。それでも手入れしながら生きる楽しみがある。負けてたまるか、の心意気。小生76歳、老いてますます元気です。
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やまいだれ (中駒)
2007-11-19 10:33:24
「病草子」やまいのそうし。
平安時代の奇病を絵巻物にしたものを、
江戸時代に纏めたものなそうな。
疱瘡、梅毒、歯周病など。
とくに江戸の時代は驚くことに、10人に7~8人は乳幼児で死んだ。平均寿命が27歳である。間引きは当然のように行われていた。そうしなければ生き残れないほどの万年飢餓だった。
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67歳目がかすむ (よっこ)
2007-11-17 17:13:57
白内障の情報はためになりました。
「病草子」のことは初めて聞きます。
70代で70パーセントの白内障の現実に驚きました。納豆、青野菜の摂取には気をつけましょう。紫外線防止にサングラスの常備は心がけましょう。最近67歳の私も目がかすみがちです。
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老人性白内障・・ (sibuya)
2007-11-16 09:52:41
一昨年 目の調子が悪く札幌北大前の
「大塚眼科」で診察を受けました。
結果は「老人性白内障」と診断され
老人なのだから自然に任せるしかない・・
と冷たい告知でした。
これからビタミンの多い食品を食べるように
心掛けます。
女性だけの旅 充分に楽しんできてください。
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