コメントいただいた、むっちゃんへ
回答です
トドとは「トドマツ」の事で枝がやや上向きについています。これは枝が万歳をしているように見えるところから言われ、エゾマツとの見分けが判りやすくなっています。
トドマツは北海道では最も重要な木材で、クリスマスツリーはヨーロッパでは、もみの木ですが、道内ではトドマツを使います。正月の門松、割り箸などに使われている北海道を代表する樹木です。
エゾとは「エゾマツ」の事、傘型で枝はやや下向きにつきセーフと言っているかのように見えます。これも北海道では重要な木材、内地で言うと杉、檜のような木材に当たります。アカエゾマツ、クロエゾマツとありますが、アカエゾマツの方が生育環境の厳しい所に生えているため硬い木材です。ピアノの響板、ピアノ、オルガンの鍵盤、バイオリン、チェロの甲板材に使われています。
この「読み札」は道東を旅すると必ずガイドさんがお話します。私も何回か耳にしました。是非、北海道、お訪ねください。北海道の木は針広混交林、至るところで見ることが出来ます。
知らないことでも、よく調べていることが
いつも伝わってきます。
きっと、いい人なんだ、と思いながら、
ここのブログをのぞいています。
私も勉強しなければと思っています。