収集ボランティア講座
収集と言えば、缶ビールや缶ジュースのリングプル、ペットボトルのキャップ、使用済みのキッテや鉛筆などの収集は良く知られています。今日はその流れについての講義でした。これらの収集したものは国際支援などに役立っているそうです。
リングプルは600㎏で車いすが1台、120㎏で白杖が1本、高齢者や福祉施設に寄贈されているそうです。
ペットボトルのキャップは400個でポリオワクチンに、ポリオワクチンは一人分20円、800個で1人のこどもの命が救えるそうです。
使用済みのキッテは発展途上国の海外支援に1kあれば海外支援や医師派遣ができるそうです。古切手は海外の収集家が買い求めるそうです。
鉛筆を集めて発展途上の学用品が不足している子どもたちに未使用の鉛筆届ける、鉛筆ばかりではなくノートやクルヨン、体重計、巻尺、など未使用に限りますが収集しているそうです。
ペットボトルのキャップは平成18年にエコ運動が始まり、回収業者も2社ありましたが受け入れや選別、事務処理に手間がかかり今は1社のみ、、道内のキャップ提供者登録数は2,000件、1日平均600kg~700kgを受け入れ、1ヶ月で15トン~18トンのキャップを集めているそうです。これらの仕事にはシニアと障害者の働く場づくりを目的としていますが経営は厳しいようです。キャップを粉砕しリサイクル会社に原料として支払、売り上げの中からワクチン代、またリサイクル袋売り、国内の難病患者の夢をかなえる運動にも使われているそうです。
最後に不要の入れ歯、これは歯にかぶせた金属、歯に詰めた金属、歯と歯をつなぐのも金属これが目的、金属の入っていない入れ歯はもちろん不要です。入れ歯には金属の、歯にかけるバネがついています、そのクラスプには、貴重な貴金属が含まれていて、リサイクルすることのより、資源として生まれ変わり、その益金でユニセフを通して世界の子どもたちを救えるのです。
入れ歯一つでどんな援助ができるのか、入れ歯の種類にもよりますが
寒さから身を守るための毛布・・7枚 10ℓの貯水容器なら・・9個 HIV簡易検査セット・・・29セット マラリアから身を守るための殺虫剤の蚊帳なら・・4張
予防摂取のための使い捨て注射器なら・・350本 勉強するためのノートや鉛筆なら…46人分
援助先の国々は発展途上国がほとんどですが、私たち一人一人がほんの小さな善意が、大きな力となり援助へとつながっていきます。
なにげなく集めていたリングプルもキャップも集まれば、国内のみんらず海外支援へとつながっていくことを学びました。
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