rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

寒中に咲くバラと、今日のねこ。

2011-01-05 23:05:33 | 植物たち




寒中に咲くバラと、今日のねこ。

雲一つと浮かんでいない、高く澄み渡った青空。

小さい人、中くらいの人、家人の三人は、キャチボールをしている。

すべて幸せな一日。






哀悼。異彩を放つベーシスト、ミック・カーン

2011-01-05 22:35:16 | 音楽たちーいろいろ
いつ通りに、PCを立ち上げ、ニュースサイトをチェックしていたら、驚きの訃報が載っていた。
「元ジャパンのミック・カーン氏死去」
ショックだった。
彼の奏でるベースは、独特の雰囲気を放ち、ジャパンの音楽になくてはならないスパイスの役を担っていた。
ジャパン最後のアルバム「錻力の太鼓」では、力強い骨格を形成していた。
また、彼はサックスも良く吹きこなす。
彼なくしては、ジャパンの音楽は成り立ち得なかっただろう、それくらい、すばらしいミュージシャンだった。
ロックバンドによくあることで、8年の活動期間にアルバム5作を制作し、解散した。
その後、ミック・カーンは、ソロ・オリジナルアルバムは8作ほど制作されたらしい。
彫刻にも才能を発揮し、個展を開いたこともある。
遠い以前、ある音楽雑誌に彼の彫刻作品が掲載されたのを見たが、繊細な表面処理が施され、彼の持つ雰囲気にぴったりくるものだった覚えがある。
後年、経済的困窮に悩まされたとあるが、世界的に音楽業界も斜陽化し、ミュージシャンとして厳しい状況にあったのだろう。
辛い病に侵されたとはいえ、本当に、早すぎる死を残念に思う。
ミック・カーンのご冥福を、心からお祈り申し上げます。




暮らしを飾る気持ち

2011-01-05 00:47:49 | アート


小さい人が、階段の壁に飾った烏瓜。

家の周りを散歩していて、雑木林に綺麗な朱赤を見つけた、その烏瓜だ。

小さい人は、その素晴らしい収穫物を、何処かに飾りたいと言った。

やはり去年に、小さい人が山椒の実を付けた枝を飾った竹篭が、そのまま壁にぶら下がっていた。

>階段の壁にぶら下がっている竹篭に、飾ったらどう?

小さい人は、しばらく烏瓜と格闘していた。

>できたよ~ ねえ、見てよぉ。

階段を下りかけたとき、カメラがないのに気づき、取りに戻る。

なかなか良い出来栄えだった。

これは、写すべき作品。

小さい人は、満足気に、写真を写す様子を見守っていた。

暮らしを飾るのに、特別なものを買ってこなくても、充分に楽しめるものが身の回りの自然にある。
ものが持っている控えめな美しさを感じ取れる心があれば、自ずと暮らしに彩を添えることができよう。
小さい人は、いわゆる雑草も素敵な花束にアレンジできる、そんな先入観なくもの本来の美しさを見出せるよう、見習いたいと思った。
それもこれも、全ては自然に恵まれた環境のなせる業なのだろうけれども。