rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

迷惑な春の使者、スギ花粉

2013-02-20 15:55:54 | 随想たち
今日は、気温はあまりあがらないけれど、久しぶりにすっきりと晴れた日になった。
午前中は、風もなく、布団干しには絶好の天気。
家の脇にある氏神様のご神木は、スギとヒノキ、そのたわわになる花芽を横目で見ながら、布団を干す。
もしかしたら、今日でしばらく布団を干すことができなくなるかもしれないと、気合を入れて布団を出した。
庭掃除をしていると、体に陽のあたるところがじりっと熱く感じる。
寒い日が続いているけれど、確実に季節が進んでいることを思わずにはいられない。
午前中いっぱい、布団はほっこりぬくぬく燦燦と降り注ぐ太陽を浴びていた。
昼をだいぶ回った頃から、西風が強く吹きだす。
杉の花芽が、激しく揺さぶられている。
慌てて布団を込み、石油ストーブの灯油を給油し、庭を駆け回っていた。
一段落つき、ちょっと一休みと、パソコンを起動していると、なにやらいやなむずがゆさが鼻を襲った。
ああ・・・これは、またあの季節がやってきたのだと思い知らされた。
今日からしばらく、多分2ヶ月くらい、マスクとゴーグルが標準装備のスギ花粉の季節。
梅の花や、椿の花が咲いて春を感じるのではなく、スギ花粉の悪さで起こるくしゃみで春を感じるなんて、ものすごく無粋だ。
そして、そのおかげで春が存分に楽しめない、今ひとつな季節になるなんて、ちっとも面白くない。
こんな思いを、もう15年続けているだろうか。
このブログにも、毎年、これで3回目のぼやきを書き綴っている。
花粉アレルギーは、個人差はあれど多くの人と共有できる辛さ。
どうか、スギ・ヒノキ花粉で苦しむ同士よ、何とか凌ぎきりましょうぞ!