rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

子供たちのバレンタインデー

2013-02-11 22:18:53 | 随想たち
今日は、小さい人がバレンタインのためのチョコレート作りをしていた。

いまやバレンタインは、女の人が好きな男性に思い切って告白できる日という面は影を潜め、友達同士の手作りチョコを交換しあったり、日頃からお世話になっている人への感謝の意を伝えるきっかけになっている。
もともと、日本の習慣ではないし、節分の恵方巻きにも見て取れるように菓子メーカーの戦略的イベントとして広められたのだから、どういう意図で盛り上がろうと構うことはない。

一昨日スーパーへ買い物に出かけたとき、この3連休にチョコを作ろうとしているのだろう、板チョコが山積みされたワゴンに小学生の女の子達がどれを買おうかと悩み群がっている姿を見た。
なんとも可愛らしい様子。
おそらくその子たちのほとんどが、好きな男の子にあげるためのチョコ作りではなくて、友達同士の交換をメインにしているのだろうと予想するのだが、それは少女に対する希望のあらわれなのか。

さて、我が小さい人のチョコ作り、今回はほぼ一人でやり果せた。
不器用な上にやり慣れないから、40個ほど作るのに2時間たっぷりと奮闘していた。
最後の数個は集中力が切れて飽きてしまったらしく、小さい人からバトンタッチして私が始末をつけることになる。
それでも、2時間一人で頑張ったのだから、良しと褒めよう。
やっとできたチョコレートは、今冷蔵庫の中で眠っている。
写真は、小さい人の許可を得てから後でアップしようと思っている。

小さい人、来年はまた手作りチョコに挑戦するのかな。
もしかすると、好きな男の子にあげようなどと頑張るかもしれないが、それは成長過程で仕方がないことと温かく見守るしかないだろう。
でも、親として素直に背中を押せない複雑な思いになるのはどうにもならないのである。