Mischa Elman plays Gossec's Gavotte
ガヴォットは、フランスのフォークダンスに由来する古典舞曲。
ベルギー出身のバロックからロマン派にかけての時代に活躍したゴセック作曲の「ガヴォット」を聴いたことがあるだろう。
ドイツ出身のヴィットハウアーの「ガボット」もどこかで聴いた覚えがある。
バッハの《パルティータ第3番》BWV1006うちの「ロンド形式によるガヴォット」は、ことさら有名だ。
テンポのよい小曲は、聴きやすく印象に残りやすい。
腰を落ち着けてじっくりと聴く時間と気分でないとき、このような小曲は、気軽な音楽としてありがたい。
文芸作品のエッセイなど、それと似たような作用がある。
チョットだけ日常から離れたいことがある、そのような時これらの作品がトリップの橋渡しをしてくれるのだ。
そういえば、自分の音楽や本の収集傾向を見ると、3割近くエッセイや小曲集が占めている。
おやおや、いったいどれだけ現実逃避額のだろうか。
仙人度数は、かなり高いはずなのに。
Johann Georg Witthauer - Gavotte [David Ruzicka]
Segovia Plays Gavotte (Bach)