「にじいろジーン 地球まるごと見聞録」アメリカのコロラド州の中心都市デンバー。
4000メートル級の峰峰が連なるロッキー山脈の麓、1600メートルの高地にあるデンバーは、日本の軽井沢のような夏でも冷涼で過ごしやすい土地。
隣町のボルダーは、マラソンの高地練習で有名だ。
パイクスピーク・コグレールトレインは、1891年から走るレトロな車体でロッキー山脈を走り、4300メートルの頂上まで行くことが出来る。
3000メートルを超えたあたりから眼下には雲海が広がる。
壮大な自然と共にある街には、天然の音響効果を持つレッドロックス野外劇場があり、明るいうちにはコンサート、日が暮れると岩山がライトアップされ映画が上映される。
この恵まれた環境の劇場は、多くの有名アーティストがこぞって演奏したがり、ジミー・ヘンドリクス、ビートルズ、マライヤ・キャリーらがいた。
インディアン・ホット・スプリングスは、ネイティブアメリカンが発見し、1869年から洞窟温泉として人々の憩いの場となる。
鉄分を多く含む泉質で、ネイティブアメリカンたちはここでキズと疲れを癒していたという。
かつてこの土地を闊歩していたバイソンは、ネイティブアメリカンの貴重な蛋白源になっていた。
そのせいか、バイソンの肉は今でもこの地で食べられている。
バイソンステーキは、少し甘みのある柔らかい肉質、低脂肪でヘルシー。
バイソンのミンチで鶉の卵を包み油で揚げたバイソン・エッグは、唐辛子とラズベリーソースで食べる。
ビールの醸造も盛んで、ワインクープ・ブリューイング・カンパニーでは、ロッキー山脈から湧き出る水を使ってつくられる15種類ものビールを味わえる。
レイヤードエールに代表される全米ナンバーワンを幾度となく獲得したこれらのビールを堪能できるが、どのビールにするか決めかねる人のためにテイスティングタンブラーで3種類のビールを味わえるサービスも用意してあるらしい。
ショッピングでは、カウボーイが闊歩していたこのあたりらしい店の「クライ・ベイビー・ランチ」がある。
伝統的ウエスタンをモダンにアレンジし、しかもほとんどがハンドメイドというところがいい。
また、ブラウンパレスホテルでは、そのロビーにおいて年一回開会される牛の品評会も、土地柄といったところか。
1945年、ある牧場主がこのロビーで自慢の牛を披露したことがきっかけとなり、今では全米各地から牛が集まるほどだという。
雄大な大自然の懐で繰り広げられた幾多の人の営み。
ロッキー山脈は、良しも悪きもじっとそれを見てきたし、これからも見続けていくだろう。
4000メートル級の峰峰が連なるロッキー山脈の麓、1600メートルの高地にあるデンバーは、日本の軽井沢のような夏でも冷涼で過ごしやすい土地。
隣町のボルダーは、マラソンの高地練習で有名だ。
パイクスピーク・コグレールトレインは、1891年から走るレトロな車体でロッキー山脈を走り、4300メートルの頂上まで行くことが出来る。
3000メートルを超えたあたりから眼下には雲海が広がる。
壮大な自然と共にある街には、天然の音響効果を持つレッドロックス野外劇場があり、明るいうちにはコンサート、日が暮れると岩山がライトアップされ映画が上映される。
この恵まれた環境の劇場は、多くの有名アーティストがこぞって演奏したがり、ジミー・ヘンドリクス、ビートルズ、マライヤ・キャリーらがいた。
インディアン・ホット・スプリングスは、ネイティブアメリカンが発見し、1869年から洞窟温泉として人々の憩いの場となる。
鉄分を多く含む泉質で、ネイティブアメリカンたちはここでキズと疲れを癒していたという。
かつてこの土地を闊歩していたバイソンは、ネイティブアメリカンの貴重な蛋白源になっていた。
そのせいか、バイソンの肉は今でもこの地で食べられている。
バイソンステーキは、少し甘みのある柔らかい肉質、低脂肪でヘルシー。
バイソンのミンチで鶉の卵を包み油で揚げたバイソン・エッグは、唐辛子とラズベリーソースで食べる。
ビールの醸造も盛んで、ワインクープ・ブリューイング・カンパニーでは、ロッキー山脈から湧き出る水を使ってつくられる15種類ものビールを味わえる。
レイヤードエールに代表される全米ナンバーワンを幾度となく獲得したこれらのビールを堪能できるが、どのビールにするか決めかねる人のためにテイスティングタンブラーで3種類のビールを味わえるサービスも用意してあるらしい。
ショッピングでは、カウボーイが闊歩していたこのあたりらしい店の「クライ・ベイビー・ランチ」がある。
伝統的ウエスタンをモダンにアレンジし、しかもほとんどがハンドメイドというところがいい。
また、ブラウンパレスホテルでは、そのロビーにおいて年一回開会される牛の品評会も、土地柄といったところか。
1945年、ある牧場主がこのロビーで自慢の牛を披露したことがきっかけとなり、今では全米各地から牛が集まるほどだという。
雄大な大自然の懐で繰り広げられた幾多の人の営み。
ロッキー山脈は、良しも悪きもじっとそれを見てきたし、これからも見続けていくだろう。