ラタトゥイユ・ピザ 31/7/2013
小さい人が、学校で育てているトマトを収穫してきた。
そのトマトを使って親子クッキングの課題があり、トマトも鮮度が落ちないうちになにか作らなくては。
小さい人は、ピザを作りたいという。
切ってのせて焼くだけではチョット物足りない、そこで、我が家で採れた夏野菜を使ってのラタトゥイユをソースに見立てたピザにすることに。
ズッキーニ、ピーマン、ナスはもぎたての、トマトは学校で育てたものに、あとはニンジン、タマネギもたっぷりと、親子でみんな賽の目に切った。
鍋で炒めて、トマトの足りない分は水煮の缶詰で補い、ローリエで香りを加え、固形ブイヨンで味に深みを、シンプルに塩と胡椒で調味する。
水分が程よくとぶまで煮込んだら、ラタトゥイユは出来上がり。
やや大振りのズッキーニにあわせて作ったら、かなりの量になった。
一気に作ると小さい人の集中力が失せるので、まずはラタトゥイユだけ作り、翌日にピザ生地を捏ねて仕上げることにする。
翌日の朝ごはん、バターを効かせたスクランブルエッグにラタトゥイユを添えてみる。
これが、爽やかな中にもバターの香りよいふわふわ玉子のまろやかさがあいまって、なんとも朝食にふさわしい一品となった。
さて、夕食にあわせて、小さい人は小麦粉を捏ねることに。
やや硬めに捏ね上げるので、結構な力仕事を、小さい人は懸命にこなす。
直径20センチほどのピザが焼けるような量を捏ねて、冷蔵庫で1時間寝かせる。
生地を10等分にし、麺棒背薄く丸く延ばし、オリーブオイルを薄くひいたフライパンで両面を軽く焼く。
焼いた生地にラタトゥイユそしてチーズを満遍なくのせ、トッピングにスライスしたトマトやピーマン、あるいはブラックオリーブなどを散らしてオーブントースターでこんがり焦げ目がつくように焼いたら出来上がり。
好みによって、スイートバジルを最後にのせてもよい。
薄くてパリパリした生地が香ばしく、ラタトゥイユのたっぷり野菜で食べ応えもある。
自分で作ったピザに大満足の小さい人。
しかし、不器用な小さい人は、材料を切ったりするのがスムーズに出来ず、料理に対して苦手意識があるようだ。
それでも、回数を重ねるとそれなりに上達するもので、機会があるたびに一緒に料理をしていこうと考えている。