ランニング徒然

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公認記録とは

2015-04-10 22:41:00 | ランニング

​横浜マラソンの問題で注目の公認記録について、今年になって陸連登録を行ったラン友のために改めて整理します。

公認記録とは?

「競技者がつくった成績は、規則にそって組織された正式の競技会でなければ有効なものとしない。」

と定められているそうです。

正式の競技会とは次のような大会を言うようです。

1)日本陸連または都道府県陸上協会が主催・共催あるいは所管する競技会。

2)出場者が登録会員または登記競技者に限る。

3)公認の競技場・競走路・競歩路で開催される。

   これが公認コースのことで、競技場コードが付されます。

4)公認審判員が審判する。

日本陸連が主催する大会は「長野マラソン」、「福岡国際マラソン」など、かなり限られており、これらの大会で陸連登録者が出した記録は当然、公認記録になります。

都道府県陸上協会が主催・共催、所管(所管とは主催者は別で管理だけを陸協がするということ)する大会は

陸連HPのエリア別大会情報

で確認できます。

ここに競技会コード、競技場コードの両方の記載があるものが公認大会ということになると解釈してよいようですが、ここに載っていても運営上の問題で公認記録にならない場合もまれにあるようですから、主催者へ問い合わせるのが間違いないようです。

これを見る限り、フル、ハーフの公認大会はびっくりするくらい少ないことに気づきます。

陸連登録したうえで、これらの大会で完走して初めて公認記録となるわけですが、忘れていけないのは他の大会に出場するときに必要になる公認記録証は自ら陸協に発行を申請しなければ入手できません。

大体は大会当日に設けられる窓口で代金を払って申請すると後日郵送されてきます。

公認記録証のイメージ例

公認記録証.jpg

格式が高く参加標準記録の審査の厳しい大会では、公認記録証の画像ファイルの提出が求められたりすることもありますから入手しておく必要があります。

そして、多くのマラソン大会は、コースだけ公認という扱いのものが主流です。
いわば品質保証のためコースだけ公認をとり、あくまで一般ランナーを対象に開催されるものということになります。
この場合は当然ながら公認記録にはなりません。

これまで何度も書きましたが、東北地方で最もメジャーといってよい5月開催の

「仙台国際ハーフマラソン」

に「登録の部」で出場しようと思ったら、

1)前年度に陸連登録する
2)12月末までの公認記録と認められる大会の登録の部に出場し、
   参加標準記録
   フル:3時間40分 ハーフ:1位時間40分 10km:42分
   を突破し、公認記録証を入手
3)1月に熾烈なクリック合戦を勝ち抜きエントリーする
4)新年度に陸連登録を更新する

という手順が必要になります。

今年は一般の部が2時間で受付終了となったわけですが、登録の部はその後もOKだったということで、仲間内で登録するのがちょっとしたブームになったわけです。

登録したラン友にはしっかり確認して公認記録の得られる大会にでて、参加標準記録を突破してもらいたいと思います。

来年は一緒にAブロックからスタートしましょうね




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