大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

追入鑿 角打ち 5分 銘 無し

2014-08-01 20:52:07 | Weblog
業者の机に二本並んで居たので 二本を買い求めた。 二本で5百円だった。 銘の無い割と
雑な作りの鑿だった。 桂も踊る状態なので 抜いてつけ直した。 持って居れば何かの役に
立つだろう。 刃先を見ると鋼を脇に巻き込んで無く下面に貼り付けただけの様だ。 こう言う
作りも有るのか。 しかし鋼は比較的 硬くて研ぎ下ろすのに苦労した。 買った状態では
中砥石で研いだだけの様な 荒い刃付けだったが 欠けは無かった。 少し使って見ないと
何とも言えないが まあ普通には使えそうだ。 裏は狂っていたが 修正した。 二本の鑿が
仲間入りした。 これらの鑿は比較的 最近製作したもので、使い込んでおらず まだ十分
使える状態で 変なくせも付いて折らず 良い物が手に入ったと思う。    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追入鑿  八分  銘 若獅子

2014-08-01 20:39:02 | Weblog
8月になった。 朝から暑い日だった。 朝8時前に到着したがもう 袋を下げて帰る人も
いる。 いつも寄る業者から 鑿を二本購入した。 その内の一本がこれだ。 幅24ミリの
追入鑿だ。  まだ新しい物の様にも思える。 刃先が細かく欠けている。 刃先の研ぎ角度が
良くないのか、無理に固い物を掘ったのかも知れない。 桂が踊る状態だったので 素人が
使った物かも知れない。  少し使って放り出した感じだ。 少し研いで見たが 鋼はそれ程
硬く無く研ぎ易い。 研ぎ味も悪くない。 刃先を見ると 鋼が綺麗にコの字に巻いて有り
技術の有る鍛冶屋さんの製作した物だろう。 追入の薄鑿と言う感じだ。 比較的 鋭角に研いで
叩きで無く 手で押して使う様にしてある。  まだ刃先に欠けは十分取れて無いが グラインダー
で擦るのは止めて置いた。 焼きが戻ると困るからだ。 使いながら 研ぎ減らす事にしよう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由錐

2014-08-01 20:25:48 | Weblog
これも大和骨董市で購入した。 千円位だろうか。  刃が一つしか無いタイプの自由錐は
持って居るが、 このタイプは無い。 この方が何となくバランスが良い様に思う。 スピーカ
用の穴あけなどには 使い易い。 但しボール盤の回転速度を相当落とさないと 危険だと思う。
兎に角 錐の回転範囲に手を出すと危ないので 板もクランプして ボール盤の定盤に手を出さない
様にしたい。  切れ刃の部分が 少し摩耗していたので 刃を研ぎ直してもらった。 これで
調子よく使えそうだ。  使いこなしには 色々コツも有りそうなので 試しながら 使おうと
思う。 
まあ回し引き鋸でも切り抜けない事は無いから、要は時間の節約と出来上がりの精度や綺麗さの
問題なので 本来は手で加工すれば良い訳だが、一度機械を使ってしまうと、どうしても機械を
使って加工したくなる。 そうする内に段々と道具が増えて行く事になる。 そうすると今度は
その道具を探す時間が増えて来る。 困った問題だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする