
この来一郎撰の鉋刃の為に 台を打って見た。 材はカリンだと思う。 赤っぽい良い色の材だ。 しかし幅が足りないので 真中で二枚張り合わせている。 厚みは26ミリ程度 長さ275ミリで 8分勾配とした。 刃を入れて台を均している。 下端の調整が不十分で上手く削れないが 何となくしっとりした削り味だ。鉋刃を入手して既に15年経過している。 その前に 前の持ち主がどの程度使ったのか判らないが 昭和の時代に作られた物だと思う。 やっと 台に納まって使える状態になった訳だ。 これから更に研ぎと調整が必要だ。 何となく使えそうな鉋だ。 このカリンの台は実用になるかどうか判らないが 表面にOILを塗ると素晴らしい色になる。 鉋台にするのは勿体ない位だ。 上手く削れる様になったらまた報告しよう。
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