大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

ダルマ玄翁の柄を交換

2017-10-12 08:59:34 | Weblog
先日安く買って来たダルマ玄翁は柄が一部裂けていた。 これじゃ駄目なので柄を付け替える事にした。 重い玄翁を見ると 割と細い柄を付けた物も有る様だ。 太めの柄と細めの柄とどっちが良いのだろうか。 今回は太めの柄を付ける事にした。 材は何だろうか。 良く判らないが、梅の木の枝の様にも見える材料だ。 バンドソーで外形を切り出して南京で削りだした。 柄は玄翁頭に八割入っているが、まだ外に出て来ない。 これで良いだろう。 使えば必ず緩んで来るから 更に打ち込めば良いと思っている。 取敢えず完成して使って見て使いずらければ、 更に削る予定でいる。  
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0620 一枚刃平鉋 久行

2017-10-10 19:10:48 | Weblog
以前から 鉋の蒐集は行っており、どれも安物なので 台も割れや捻じれや 酷い物が多い。これはと思う物は新たに台を打ち直す。 本来総て新台にすべきかも知れないが、それ程時間も暇も無い。 それでも古台を人にあげたりしていた。 そんな台が10台以上あると思う。

それらの鉋台を整理した。 どれも風呂の薪にしかならない物ばかりだ。 その中に小鉋の台が有った。 古い台の様だがこの台は使い込んで 薄く更に変形も有る。 その台に鉋刃単品で購入した 久行の鉋刃を入れて見た。 台と刃口に歪みが有る様だが一応仕込めた。 何とか削れる様だ。 この鉋刃は刃も短いし無理して使う事も無いので、 この古台に入れて保管する事にした。 古い台は 長く放置された物が多く、骨董屋が雨にあてたらしい物も有り 変形して割れの有る事もしばしばだ。 材自体に弾力が無い様でしっかり固定できない様にも思う。

この久行の鉋刃はベタ裏で且つ 大切れに研いで有り 使い難い。 少し刃角度を立てて調整して研いでいるが、安定して研げないので削りの感触も良く無い。 長く使った鉋刃なのでこの古台で 暫くお休み願う事としよう。
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かがり鋸の柄

2017-10-05 21:29:48 | Weblog
町田骨董市でこれを入手した。 骨董屋がくれると言ったので ただだと言う事になる。 鋸の柄だろうと思う。 肝心の鋸本体は無い。 別に売ってしまったのだろうか。 長さ17センチ程度の短い柄になる。 穴の位置と手擦れの関係から多分 太い方が上だろうと思う。 材は何か良く判らない。 ブナの様にも見えるが違うと思う。 普通は桐や檜辺りで作ると思うが そう言う材では無さそうだ。 これだけでも仕方ないので出来れば鋸を入手したいと思うが、余り出回っておらず困難かも知れない。 いずれにせよ面白い物が手に入り嬉しい。
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0638 二枚刃平鉋 銘 壽市(八分) 

2017-10-05 12:04:40 | Weblog
先日入手した鉋刃 壽市は運よく使えそうな台が有った。 そこでこの台に仕込んで見た。この台は未使用の様で 馴染みの部分を少し掘り刃を入れた。 結局新たに台を打つのと同じ位時間が掛かった。 二枚刃鉋様に出来ているが、刃口は一枚刃用になっており、取敢えず裏刃を入れずに使える様に仕立てた。 この刃はまあ普通に切れる様だ。 まだ十分に研いで無いので この鉋刃の実力は出て無いと思う。 その他の鉋刃も有るので なるべき早く台を作ってやりたい。 やはり新しい台は良い物だ。 厚みも有るから少し重い。 私には使い難いかも知れないな。 
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0640 二枚刃平鉋 銘 鉄翁

2017-10-03 19:45:41 | Weblog
この鉋も町田骨董市で購入した。 かなり錆びて台も変色していた。 迷ったが他に良さそうな物も無くこれにした。 台は埃を払いこびり付く ゴミをスクレーパーでこそぎ落してOILを塗った。 まあまあ見られる状態だ。 刃口が広いので後で口埋めしよう。 刃は鉄翁と鏨で切って有る。 ネットで調べると碓氷さんの物に同じ鉄翁銘の鉋が有る様だ。これがそれと同じ物か不明。 脇には本鉄成作と有る様に見える。 残念だが裏刃は無い。 どこかで探してこよう。 刃はまだ十分研ぎ上げて無い。 案外研ぎ易い様に思う。 早く整備して一度試し削りして見たい物だ。 

その後台を整備して刃口を埋め戻し 刃を研いで使って見た。 駄目だ。 裏の錆はピンホールの様になっていて幾つもある。 これは簡単には研ぎ減らせそうも無い。 だから切れない。 これでは折角の名工の鉋も役に立たない。 裏出し裏押しを繰り返すが 当分この錆穴は取れないと思う。 無理せず時間を掛けて研ぎ減らそうと思う。(10/5) 
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叩き鑿 1.5分 銘 末光

2017-10-03 09:28:31 | Weblog
これが町田で買った2丁目の鑿です。 結構錆びていました。 スクレーパーでは十分に取れない様です。 残念ながら刃先の裏に錆跡が残ります。 これは結構深い様です。 それ程使い込んだ状態では無い様です。 しかし長く使わずに放置して有ったのでしょう。桂も口輪も錆がすごいです。 その錆をある程度落として 少し研ぎ直して見ました。 まだ研ぎの途中ですが 錆も落としながら 千番のダイヤモンド砥石でゴリゴリして やっとこの程度です。まあ比較的形も崩れて無いし 良いと思います。裏が錆びにやられているので この後どうするか検討中です。 まあもう少し綺麗に研ぎ直して 引出に仕舞う事になるでしょう。
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追入 鑿 銘 玄一郎 一寸四分

2017-10-02 22:23:26 | Weblog
この鑿も町田骨董市で購入した。 この時はまとめて鑿2本 鉋1丁 鋸の柄1本で丁度千円だった。 私の前の若い人がこの鑿を買うかどうか迷っていた。何となく手に持って 買いそうな素振りをしたので、私は諦めて他の所を見に行って戻ってくると 鑿は売れずにそのままあった。 こういう幅広鑿が好きなので買った。裏切れ寸前なので 鉋と同様に裏出しして見た。 刃の真中に欠けが有り それを落とそうと研いでいるとまだ裏切れしそうだ。 再度裏出しした。 まだ研ぎの途中だ。柄を見ると割れが有る。 柄も交換が必要な様だ。 手の掛かる鑿だが 少しつつ直せば良い。 それだけ長く遊べる事になる。
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ダルマ 玄翁 570g

2017-10-02 22:08:20 | Weblog
もう10月になった。 すっかり秋の気分だが、昼はまだ暑い。 それでも朝晩は涼しくなりすごし易い。 先日町田骨董市に行って来た。 そこでこの玄翁を見付けて買って来た。これで300円だった。 重さは570gと刻印が有った。柄は割れが入っており 交換した方が良いと思う。 見ると刻印の有るマークが上側に来ている。 上下を反対に仕込んだ様だ。 多分 承知で反対に入れたんだろうと思う。 柄を挿げて楔を打って有るのかと思ったが どうも楔は打って無い様だ。 替わりに 玄翁の頭から飛び出した柄の材の端部を叩いてつぶして 抜けにくくして有る様だ。重いので 鉋台打ちの時に使うと良さそうだ。 柄も短くて良いだろう。 現在柄に使えそうな適当な材を探している。 梅の柄なんか良さそうに思うが手元には無い。
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