先日安く買って来たダルマ玄翁は柄が一部裂けていた。 これじゃ駄目なので柄を付け替える事にした。 重い玄翁を見ると 割と細い柄を付けた物も有る様だ。 太めの柄と細めの柄とどっちが良いのだろうか。 今回は太めの柄を付ける事にした。 材は何だろうか。 良く判らないが、梅の木の枝の様にも見える材料だ。 バンドソーで外形を切り出して南京で削りだした。 柄は玄翁頭に八割入っているが、まだ外に出て来ない。 これで良いだろう。 使えば必ず緩んで来るから 更に打ち込めば良いと思っている。 取敢えず完成して使って見て使いずらければ、 更に削る予定でいる。
以前から 鉋の蒐集は行っており、どれも安物なので 台も割れや捻じれや 酷い物が多い。これはと思う物は新たに台を打ち直す。 本来総て新台にすべきかも知れないが、それ程時間も暇も無い。 それでも古台を人にあげたりしていた。 そんな台が10台以上あると思う。
それらの鉋台を整理した。 どれも風呂の薪にしかならない物ばかりだ。 その中に小鉋の台が有った。 古い台の様だがこの台は使い込んで 薄く更に変形も有る。 その台に鉋刃単品で購入した 久行の鉋刃を入れて見た。 台と刃口に歪みが有る様だが一応仕込めた。 何とか削れる様だ。 この鉋刃は刃も短いし無理して使う事も無いので、 この古台に入れて保管する事にした。 古い台は 長く放置された物が多く、骨董屋が雨にあてたらしい物も有り 変形して割れの有る事もしばしばだ。 材自体に弾力が無い様でしっかり固定できない様にも思う。
この久行の鉋刃はベタ裏で且つ 大切れに研いで有り 使い難い。 少し刃角度を立てて調整して研いでいるが、安定して研げないので削りの感触も良く無い。 長く使った鉋刃なのでこの古台で 暫くお休み願う事としよう。
それらの鉋台を整理した。 どれも風呂の薪にしかならない物ばかりだ。 その中に小鉋の台が有った。 古い台の様だがこの台は使い込んで 薄く更に変形も有る。 その台に鉋刃単品で購入した 久行の鉋刃を入れて見た。 台と刃口に歪みが有る様だが一応仕込めた。 何とか削れる様だ。 この鉋刃は刃も短いし無理して使う事も無いので、 この古台に入れて保管する事にした。 古い台は 長く放置された物が多く、骨董屋が雨にあてたらしい物も有り 変形して割れの有る事もしばしばだ。 材自体に弾力が無い様でしっかり固定できない様にも思う。
この久行の鉋刃はベタ裏で且つ 大切れに研いで有り 使い難い。 少し刃角度を立てて調整して研いでいるが、安定して研げないので削りの感触も良く無い。 長く使った鉋刃なのでこの古台で 暫くお休み願う事としよう。
町田骨董市でこれを入手した。 骨董屋がくれると言ったので ただだと言う事になる。 鋸の柄だろうと思う。 肝心の鋸本体は無い。 別に売ってしまったのだろうか。 長さ17センチ程度の短い柄になる。 穴の位置と手擦れの関係から多分 太い方が上だろうと思う。 材は何か良く判らない。 ブナの様にも見えるが違うと思う。 普通は桐や檜辺りで作ると思うが そう言う材では無さそうだ。 これだけでも仕方ないので出来れば鋸を入手したいと思うが、余り出回っておらず困難かも知れない。 いずれにせよ面白い物が手に入り嬉しい。
先日入手した鉋刃 壽市は運よく使えそうな台が有った。 そこでこの台に仕込んで見た。この台は未使用の様で 馴染みの部分を少し掘り刃を入れた。 結局新たに台を打つのと同じ位時間が掛かった。 二枚刃鉋様に出来ているが、刃口は一枚刃用になっており、取敢えず裏刃を入れずに使える様に仕立てた。 この刃はまあ普通に切れる様だ。 まだ十分に研いで無いので この鉋刃の実力は出て無いと思う。 その他の鉋刃も有るので なるべき早く台を作ってやりたい。 やはり新しい台は良い物だ。 厚みも有るから少し重い。 私には使い難いかも知れないな。
この鉋も町田骨董市で購入した。 かなり錆びて台も変色していた。 迷ったが他に良さそうな物も無くこれにした。 台は埃を払いこびり付く ゴミをスクレーパーでこそぎ落してOILを塗った。 まあまあ見られる状態だ。 刃口が広いので後で口埋めしよう。 刃は鉄翁と鏨で切って有る。 ネットで調べると碓氷さんの物に同じ鉄翁銘の鉋が有る様だ。これがそれと同じ物か不明。 脇には本鉄成作と有る様に見える。 残念だが裏刃は無い。 どこかで探してこよう。 刃はまだ十分研ぎ上げて無い。 案外研ぎ易い様に思う。 早く整備して一度試し削りして見たい物だ。
その後台を整備して刃口を埋め戻し 刃を研いで使って見た。 駄目だ。 裏の錆はピンホールの様になっていて幾つもある。 これは簡単には研ぎ減らせそうも無い。 だから切れない。 これでは折角の名工の鉋も役に立たない。 裏出し裏押しを繰り返すが 当分この錆穴は取れないと思う。 無理せず時間を掛けて研ぎ減らそうと思う。(10/5)
その後台を整備して刃口を埋め戻し 刃を研いで使って見た。 駄目だ。 裏の錆はピンホールの様になっていて幾つもある。 これは簡単には研ぎ減らせそうも無い。 だから切れない。 これでは折角の名工の鉋も役に立たない。 裏出し裏押しを繰り返すが 当分この錆穴は取れないと思う。 無理せず時間を掛けて研ぎ減らそうと思う。(10/5)
これが町田で買った2丁目の鑿です。 結構錆びていました。 スクレーパーでは十分に取れない様です。 残念ながら刃先の裏に錆跡が残ります。 これは結構深い様です。 それ程使い込んだ状態では無い様です。 しかし長く使わずに放置して有ったのでしょう。桂も口輪も錆がすごいです。 その錆をある程度落として 少し研ぎ直して見ました。 まだ研ぎの途中ですが 錆も落としながら 千番のダイヤモンド砥石でゴリゴリして やっとこの程度です。まあ比較的形も崩れて無いし 良いと思います。裏が錆びにやられているので この後どうするか検討中です。 まあもう少し綺麗に研ぎ直して 引出に仕舞う事になるでしょう。
この鑿も町田骨董市で購入した。 この時はまとめて鑿2本 鉋1丁 鋸の柄1本で丁度千円だった。 私の前の若い人がこの鑿を買うかどうか迷っていた。何となく手に持って 買いそうな素振りをしたので、私は諦めて他の所を見に行って戻ってくると 鑿は売れずにそのままあった。 こういう幅広鑿が好きなので買った。裏切れ寸前なので 鉋と同様に裏出しして見た。 刃の真中に欠けが有り それを落とそうと研いでいるとまだ裏切れしそうだ。 再度裏出しした。 まだ研ぎの途中だ。柄を見ると割れが有る。 柄も交換が必要な様だ。 手の掛かる鑿だが 少しつつ直せば良い。 それだけ長く遊べる事になる。
もう10月になった。 すっかり秋の気分だが、昼はまだ暑い。 それでも朝晩は涼しくなりすごし易い。 先日町田骨董市に行って来た。 そこでこの玄翁を見付けて買って来た。これで300円だった。 重さは570gと刻印が有った。柄は割れが入っており 交換した方が良いと思う。 見ると刻印の有るマークが上側に来ている。 上下を反対に仕込んだ様だ。 多分 承知で反対に入れたんだろうと思う。 柄を挿げて楔を打って有るのかと思ったが どうも楔は打って無い様だ。 替わりに 玄翁の頭から飛び出した柄の材の端部を叩いてつぶして 抜けにくくして有る様だ。重いので 鉋台打ちの時に使うと良さそうだ。 柄も短くて良いだろう。 現在柄に使えそうな適当な材を探している。 梅の柄なんか良さそうに思うが手元には無い。