この鑿も町田骨董市で購入した。 この時はまとめて鑿2本 鉋1丁 鋸の柄1本で丁度千円だった。 私の前の若い人がこの鑿を買うかどうか迷っていた。何となく手に持って 買いそうな素振りをしたので、私は諦めて他の所を見に行って戻ってくると 鑿は売れずにそのままあった。 こういう幅広鑿が好きなので買った。裏切れ寸前なので 鉋と同様に裏出しして見た。 刃の真中に欠けが有り それを落とそうと研いでいるとまだ裏切れしそうだ。 再度裏出しした。 まだ研ぎの途中だ。柄を見ると割れが有る。 柄も交換が必要な様だ。 手の掛かる鑿だが 少しつつ直せば良い。 それだけ長く遊べる事になる。
もう10月になった。 すっかり秋の気分だが、昼はまだ暑い。 それでも朝晩は涼しくなりすごし易い。 先日町田骨董市に行って来た。 そこでこの玄翁を見付けて買って来た。これで300円だった。 重さは570gと刻印が有った。柄は割れが入っており 交換した方が良いと思う。 見ると刻印の有るマークが上側に来ている。 上下を反対に仕込んだ様だ。 多分 承知で反対に入れたんだろうと思う。 柄を挿げて楔を打って有るのかと思ったが どうも楔は打って無い様だ。 替わりに 玄翁の頭から飛び出した柄の材の端部を叩いてつぶして 抜けにくくして有る様だ。重いので 鉋台打ちの時に使うと良さそうだ。 柄も短くて良いだろう。 現在柄に使えそうな適当な材を探している。 梅の柄なんか良さそうに思うが手元には無い。