第20日 2006年11月30日(木) 晴
=土佐清水の海沿いに行く=
5時50分起床、6時30分朝食、朝もメニュー豊富でおいしい。
弁当のお接待いただき、7時15分にKさんと民宿青岬を出る。
北に進み、車道の右カーブ点で、真っ直ぐ入る遍路道へ。
石畳の上に落ち葉がたっぷりの道。少しずつ下り、最後は茂っ
た草をやぶこぎして、県道27号に出た。
1㎞足らずで大浜。カツオ加工工場があり、よい匂い。急階段
を上がり、中ノ浜小前から中浜の家並みに入ると、「ジョン万次
郎生誕地」碑があった。帰国して150年の、平成2年に建立の
もの。
県道27号に上がり、大きな橋の西側から遍路道に入る。落ち
葉が一杯で幅も広め、アップダウンが少なく歩きやすい。
Kさんは、「こういう道なら、1日歩いてもいい」と言われたが
同感だ。Kさんは、昨年乗鞍岳に登り、日本百名山を完登され
たとのこと。
海側をう回した県道27号に下り、清水港の東岸を進む。下ノ
加江へ打ち戻るKさんと、国道321号との3差路で分かれる。
Kさんとはこの5日同宿した。この先のご無事をお祈りする。
私は今回、1日多くなるが、海岸沿いに西に向かう足摺サニー
ロードに進み、月山神社、大月経由で行くことにした。
国道321号を反対に、土佐清水市の中心街を進む。宿を出て
から休憩してなかったので、中央公園で休憩した。
町外れで90度右折し、加久見川沿いに進む。
コーナンというホームセンターでウェストポートを購入。少し小さ
いが仕方ない。ファスナーの壊れたのは廃棄する。
国道321号は広い歩道があり、交通量もそう多くないので安心
だ。風がややあり、菅笠があおられ気味になる。
赤とムラサキのブーゲンビレアが、色鮮やかに咲く。
ビーゲンビレアは、高知県内ではあちこちで見た。
土佐清水の町並みを振り返りながらあしずり港沿いに進む。
あしずり港の西南端に、道の駅ならぬ「海の駅あしずり」があっ
た。広い駐車場があるが、季節外れなのか車はほとんど無く、
売店も閑散としている。
県道寄りの広場に、新しい「万次郎と仲間の群像」像が出来て
いた。
緩く上って下りとなり、松崎海岸へ。岩礁に静かな波が打ち寄
せる。その先の落窪海岸は、昭和21年(1946)の南海地震で
隆起した、化石漣痕(れんこん)と呼ぶ細いひだの岩がたくさん
続き、国天然記念物に指定されている。
国道はいったん海を離れ、暖帯林の山間に入る。
益野川右岸沿いに出て南西に進むと、「道の駅めじかの里土佐
清水」があった。
芝草にシートを敷き、青岬のおかみさんが、しっかり握って下さ
ったおいしいお握りをいただく。ミカンも入っていた。道の駅は小
規模で、地元産品の販売も少な目である。
三崎の町並みを抜け、足摺宇和海国立公園竜串(たつくし)地
区の景勝地、竜串へ。民宿や旅館が数軒並び、その先に、県立
足摺海洋館がある。
トイレを借りに入ったら、展示場の奥なので、真ん中にある大水
槽に泳ぐ魚などが見られた。そばのキャンプ場から、海を眺める。
1㎞ほど先で県道28号を右に分け、下川口の家並みを抜ける。
小型漁船の並ぶ漁港の波止場で漁師さんが1人、網を繕っていた。
はるか水平線に、タンカーだろうか、大きな船が見える。
国道は、片柏トンネル(982m)、歯朶浦トンネル(649m)、貝の
川トンネル(956m)の3つの長いトンネルを抜けるが、何れも広い
歩道があり、車も少ない。
貝の川トンネルを抜けると、太陽が山向こうに落ちた。港を囲む
大津の家並みを回って、民宿叶崎(かなえさき)に15時22分に
着いた。小漁村の民宿で、看板はない(翌朝見たら、反対側にあ
った)。
相変わらずザックの重さが気になるので、小さい紙箱をもらい、
不要品を自宅に返送することにしたが、靴下、資料やメモ、小さ
い土産物などわずかだった。
おかみさんが洗濯をして下さるとのことで預けて入浴する。
小さい宿だが部屋のテレビは大きく、蛍光灯も2組あり明るい。
夕食は地元産品のそぼくな料理だが、量は十分だった。
(コースタイム〉民宿青岬7:13ー県道へ7:47ー万次郎生誕地碑
8:10ー国道321号三差路(足摺病院先)9:13ー中央公園9:21~
30ーコーナン(ホームセンター)9:50~56ー海の駅あしずり10:18
~36ー落窪海岸先11:15~25ー益野小横11:49ー道の駅めじか
の里土佐清水(昼食)12:13~50ー高知県立足摺海洋館13:25~
30ー片粕トンネル入口14:21ー民宿叶崎15:22
(距離 27㎞、地図(1/5万) 土佐清水、歩行地 土佐清水市、
歩数 47,000)
=土佐清水の海沿いに行く=
5時50分起床、6時30分朝食、朝もメニュー豊富でおいしい。
弁当のお接待いただき、7時15分にKさんと民宿青岬を出る。
北に進み、車道の右カーブ点で、真っ直ぐ入る遍路道へ。
石畳の上に落ち葉がたっぷりの道。少しずつ下り、最後は茂っ
た草をやぶこぎして、県道27号に出た。
1㎞足らずで大浜。カツオ加工工場があり、よい匂い。急階段
を上がり、中ノ浜小前から中浜の家並みに入ると、「ジョン万次
郎生誕地」碑があった。帰国して150年の、平成2年に建立の
もの。
県道27号に上がり、大きな橋の西側から遍路道に入る。落ち
葉が一杯で幅も広め、アップダウンが少なく歩きやすい。
Kさんは、「こういう道なら、1日歩いてもいい」と言われたが
同感だ。Kさんは、昨年乗鞍岳に登り、日本百名山を完登され
たとのこと。
海側をう回した県道27号に下り、清水港の東岸を進む。下ノ
加江へ打ち戻るKさんと、国道321号との3差路で分かれる。
Kさんとはこの5日同宿した。この先のご無事をお祈りする。
私は今回、1日多くなるが、海岸沿いに西に向かう足摺サニー
ロードに進み、月山神社、大月経由で行くことにした。
国道321号を反対に、土佐清水市の中心街を進む。宿を出て
から休憩してなかったので、中央公園で休憩した。
町外れで90度右折し、加久見川沿いに進む。
コーナンというホームセンターでウェストポートを購入。少し小さ
いが仕方ない。ファスナーの壊れたのは廃棄する。
国道321号は広い歩道があり、交通量もそう多くないので安心
だ。風がややあり、菅笠があおられ気味になる。
赤とムラサキのブーゲンビレアが、色鮮やかに咲く。
ビーゲンビレアは、高知県内ではあちこちで見た。
土佐清水の町並みを振り返りながらあしずり港沿いに進む。
あしずり港の西南端に、道の駅ならぬ「海の駅あしずり」があっ
た。広い駐車場があるが、季節外れなのか車はほとんど無く、
売店も閑散としている。
県道寄りの広場に、新しい「万次郎と仲間の群像」像が出来て
いた。
緩く上って下りとなり、松崎海岸へ。岩礁に静かな波が打ち寄
せる。その先の落窪海岸は、昭和21年(1946)の南海地震で
隆起した、化石漣痕(れんこん)と呼ぶ細いひだの岩がたくさん
続き、国天然記念物に指定されている。
国道はいったん海を離れ、暖帯林の山間に入る。
益野川右岸沿いに出て南西に進むと、「道の駅めじかの里土佐
清水」があった。
芝草にシートを敷き、青岬のおかみさんが、しっかり握って下さ
ったおいしいお握りをいただく。ミカンも入っていた。道の駅は小
規模で、地元産品の販売も少な目である。
三崎の町並みを抜け、足摺宇和海国立公園竜串(たつくし)地
区の景勝地、竜串へ。民宿や旅館が数軒並び、その先に、県立
足摺海洋館がある。
トイレを借りに入ったら、展示場の奥なので、真ん中にある大水
槽に泳ぐ魚などが見られた。そばのキャンプ場から、海を眺める。
1㎞ほど先で県道28号を右に分け、下川口の家並みを抜ける。
小型漁船の並ぶ漁港の波止場で漁師さんが1人、網を繕っていた。
はるか水平線に、タンカーだろうか、大きな船が見える。
国道は、片柏トンネル(982m)、歯朶浦トンネル(649m)、貝の
川トンネル(956m)の3つの長いトンネルを抜けるが、何れも広い
歩道があり、車も少ない。
貝の川トンネルを抜けると、太陽が山向こうに落ちた。港を囲む
大津の家並みを回って、民宿叶崎(かなえさき)に15時22分に
着いた。小漁村の民宿で、看板はない(翌朝見たら、反対側にあ
った)。
相変わらずザックの重さが気になるので、小さい紙箱をもらい、
不要品を自宅に返送することにしたが、靴下、資料やメモ、小さ
い土産物などわずかだった。
おかみさんが洗濯をして下さるとのことで預けて入浴する。
小さい宿だが部屋のテレビは大きく、蛍光灯も2組あり明るい。
夕食は地元産品のそぼくな料理だが、量は十分だった。
(コースタイム〉民宿青岬7:13ー県道へ7:47ー万次郎生誕地碑
8:10ー国道321号三差路(足摺病院先)9:13ー中央公園9:21~
30ーコーナン(ホームセンター)9:50~56ー海の駅あしずり10:18
~36ー落窪海岸先11:15~25ー益野小横11:49ー道の駅めじか
の里土佐清水(昼食)12:13~50ー高知県立足摺海洋館13:25~
30ー片粕トンネル入口14:21ー民宿叶崎15:22
(距離 27㎞、地図(1/5万) 土佐清水、歩行地 土佐清水市、
歩数 47,000)