湯平駅に着き宿に電話を掛けるとご主人の声が元気よく返ってきた。
本当はノンビリとバスに乗って行こうと思ったのだが
予約をした際に3年前よりもバスの便が激減してしまったと聞いていた。
それ故に大分駅から電話をすれば湯平駅まで迎えに来てくれる事になっていた。
乗り継ぎの都合、電話出来なかった事を詫びたが
「気にしないで下さい。では今から行きまーす♪」
10分後、三年ぶりにご主人と再会した。
変わらないな
三年前、私はこのご主人に大切な事を教わりました・・・
すっかり遅くなったが懐かしの「白雲荘」に到着。
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ついに帰ってきた・・・
私の好きな昭和レトロではありません。
しかし、この宿の良さは別にある
私が中学生の頃
テレビで「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」が放送された。
映画の中で寅さんが湯煙が湧き出る石畳の坂を歩いて行く場面
道の両側には決して豪華ではない(失礼)ひなびた温泉宿が並ぶ
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一瞬の場面だが私は
大人になったら自分で働きそのお金でこんな場所に一人旅をしてみたい!
と思っていた。
それから十数年が経ち大分行きに際してネットでそのモデルとなった宿を探すと
湯平温泉という所の「白雲荘」らしい、という事が判明。
その時点で実際に宿を使って撮影が行われた訳ではなく玄関や部屋から見えるカットを白雲荘で撮影した。というのも承知していた。
(劇中の名前は「湯平荘」)
予約時の電話の対応も良かった(今回も)。
部屋に通されお茶を飲もうと思ったらお茶ではなく
「飲泉」だった。
正直な気持ち
お茶の方が良いのに・・・
と思って飲んでみると・・・
何これ?旨い!!
それまで飲泉は飲んだ事があるが「こんなものか」程度でした。
が!湯平温泉のそれはあきらかに違う!身体が癒されるといえばよいのか・・・
今回それを期待したが部屋にあったのは「お茶」
聞いてみると
「『お茶のほうが良い』と要望が多くて・・・」
だそうな。その後で念願の「飲泉」を汲んで持ってきてくれました。
内湯もあるのですが町内にある共同浴場に行きブラついてきます
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帰ってからから夕食となりました。
「今日は部屋が空いているので」という事で
別の部屋を食事部屋にして戴きました。
並ぶご馳走
(画像)
この食事が豪華でどれも美味いのです!
みんなで行く旅も良いが
温泉宿に一人ノンビリと食べるのも楽しい♪
さて
『三年前、私はこのご主人に大切な事を教わりました・・・』
です。
それは三年前に部屋に食事を運んで来てもらった時の事。
料理を並べた宿のご主人が
主「お飲み物は何にします?」
雲『ビール!』
主「生にしますか?ビンにしますか?」
雲『生なんてあるんですか?(驚)』
そしてご主人は中生を持って来てくれました
主「ハイ!」
と差し出した時の満面の笑顔
その笑顔を見た瞬間
「そうか・・・私に足りなかったモノはこれだったんだな・・・」
ホテル業という職種に就いている私は『笑顔で接客』という事にどうも
クサイというか照れくささを感じており理解していなかった。
笑顔ってこんなにも大切な事だったんだ・・・
打ちのめされた思いをした
そのご主人は常に笑顔でした。
それからだろう
笑顔を意識して仕事をするようになったのは
自分で言うのもおこがましいが変わったな、と思う
お客様からの反応も変わってきた。
もし「男は~」の映画を見ていなかったら
そして「白雲荘」に泊まっていなかったら・・・
今の私は無かったのだと思う
今までの旅で一番良かった宿はどこですか?と訪ねられると
「九州は大分『白雲荘』」と答えている
http://www.mirakuru.jp/hakuunsou/
本当はノンビリとバスに乗って行こうと思ったのだが
予約をした際に3年前よりもバスの便が激減してしまったと聞いていた。
それ故に大分駅から電話をすれば湯平駅まで迎えに来てくれる事になっていた。
乗り継ぎの都合、電話出来なかった事を詫びたが
「気にしないで下さい。では今から行きまーす♪」
10分後、三年ぶりにご主人と再会した。
変わらないな
三年前、私はこのご主人に大切な事を教わりました・・・
すっかり遅くなったが懐かしの「白雲荘」に到着。
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ついに帰ってきた・・・
私の好きな昭和レトロではありません。
しかし、この宿の良さは別にある
私が中学生の頃
テレビで「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」が放送された。
映画の中で寅さんが湯煙が湧き出る石畳の坂を歩いて行く場面
道の両側には決して豪華ではない(失礼)ひなびた温泉宿が並ぶ
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一瞬の場面だが私は
大人になったら自分で働きそのお金でこんな場所に一人旅をしてみたい!
と思っていた。
それから十数年が経ち大分行きに際してネットでそのモデルとなった宿を探すと
湯平温泉という所の「白雲荘」らしい、という事が判明。
その時点で実際に宿を使って撮影が行われた訳ではなく玄関や部屋から見えるカットを白雲荘で撮影した。というのも承知していた。
(劇中の名前は「湯平荘」)
予約時の電話の対応も良かった(今回も)。
部屋に通されお茶を飲もうと思ったらお茶ではなく
「飲泉」だった。
正直な気持ち
お茶の方が良いのに・・・
と思って飲んでみると・・・
何これ?旨い!!
それまで飲泉は飲んだ事があるが「こんなものか」程度でした。
が!湯平温泉のそれはあきらかに違う!身体が癒されるといえばよいのか・・・
今回それを期待したが部屋にあったのは「お茶」
聞いてみると
「『お茶のほうが良い』と要望が多くて・・・」
だそうな。その後で念願の「飲泉」を汲んで持ってきてくれました。
内湯もあるのですが町内にある共同浴場に行きブラついてきます
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帰ってからから夕食となりました。
「今日は部屋が空いているので」という事で
別の部屋を食事部屋にして戴きました。
並ぶご馳走
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この食事が豪華でどれも美味いのです!
みんなで行く旅も良いが
温泉宿に一人ノンビリと食べるのも楽しい♪
さて
『三年前、私はこのご主人に大切な事を教わりました・・・』
です。
それは三年前に部屋に食事を運んで来てもらった時の事。
料理を並べた宿のご主人が
主「お飲み物は何にします?」
雲『ビール!』
主「生にしますか?ビンにしますか?」
雲『生なんてあるんですか?(驚)』
そしてご主人は中生を持って来てくれました
主「ハイ!」
と差し出した時の満面の笑顔
その笑顔を見た瞬間
「そうか・・・私に足りなかったモノはこれだったんだな・・・」
ホテル業という職種に就いている私は『笑顔で接客』という事にどうも
クサイというか照れくささを感じており理解していなかった。
笑顔ってこんなにも大切な事だったんだ・・・
打ちのめされた思いをした
そのご主人は常に笑顔でした。
それからだろう
笑顔を意識して仕事をするようになったのは
自分で言うのもおこがましいが変わったな、と思う
お客様からの反応も変わってきた。
もし「男は~」の映画を見ていなかったら
そして「白雲荘」に泊まっていなかったら・・・
今の私は無かったのだと思う
今までの旅で一番良かった宿はどこですか?と訪ねられると
「九州は大分『白雲荘』」と答えている
http://www.mirakuru.jp/hakuunsou/