あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

俺たちの旅 3 20系B寝台

2008-07-13 06:06:55 | 
本来の目的は明日に持ち越され名古屋から三重の宿を目指します。

これが今夜のベッドです。




懐かしのブルートレイン20系B寝台。
現在のB寝台は二段ですが昔は三段でベッドの幅も狭い。

ここは三重県亀山市の国民宿舎 関ロッジ

http://www.city.kameyama.mie.jp/seki-lodge/
(関ロッジHP)


現在、20系のオリジナル三段寝台に営業用で寝られるのは国内でここだけではないでしょうか?

私が小学生の頃はブルートレインブームでした。
その頃でも初代ブルートレイン20系を目にしたのは2.3回で見かけると大興奮したものです。
現在は鉄道博物館に保存されている20系が大船の工場外に留置されていた。
debopacerさんから外から見られる場所を案内してもらいその姿を見た時は嬉しかった。



悲しい事に鉄道博物館の20系は盗難やイタズラが発生し内部非公開となっているそうな

しかしここなら今でも泊まれ料金も安い。

昭和58年にこの地へやって来たそうです。





ナハネ20という車輌。さすがに痛みが出ているのは仕方ない。



よく見ると・・・



行き先表示の幕が残っています。
大阪の交通科学博物館の20系ナシ20は残っていなかった。




↑大阪の食堂車ナシ20。屋根があるのは素晴らしい事です。



オリジナルのままでは狭いとの事で間の部屋を潰し広く畳みを敷いて5部屋にしています。

それでも一部屋だけオリジナル部屋が残っています。
(一番上の画像)

4人で予約を申し込み客車希望と告げた所
「どんな感じか分かりますか?」
恐らく古いし狭いので苦情が多いのでしょう。
「20系で昔のB寝台だから狭い事は重々承知してます」

「それでも狭いと思うので二部屋ご用意致します」

それなら一部屋はオリジナルの「やまびこ」でお願いします。
ところが実際は空き状況もあるのだろうがなんと3部屋も用意して下さいました♪

「(オリジナルの部屋は)狭いので荷物置き場にでも使って下さい」
と言いながら開けてくれた部屋に一同
『おおっ!』
と感嘆の声を上げる。

「懐かしい!修学旅行はこれだった」安全体操さん

ブルートレインで修学旅行とは羨ましい。

せっかくなら一番上で寝ようというのが人常でしょう。
私も急行銀河で上段に寝た経験があるが三段は初めて。



かなり高いです。
夜中にトイレに行こうと思い降りたが酔っ払らっていたりすると
落ちそうです(笑


そのはしごにも車体番号が付いています。


読書灯も点灯します。

車内探索




この屋根のカーブがいかにも20系


ビンビールを持ってくればよかった!


灰皿も見た事がないタイプです。


さすがに使われていないが冷水器も残っています。



車内の照明の制御スイッチ?

よく見ると・・・



「汽車」という表記も見かけなくなりました。


通路の折りたたみイス



洗面台の鏡

近くにはSLのC50が保存されていました。



国民宿舎なので何より料金が安いです。
鉄道好きな方にお薦めの宿でした。

つづく

コメント (11)
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