『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

寒いと思いきや「名残り雪」とでも、言うのでしょうか… 雪が降ってます。

2016-03-21 10:14:48 | Weblog

                                                              2019-3-21-名残り雪の  「タヌ」 

    あなた 

 寒いと思いきや「名残り雪」とでも、言うのでしょうか…

 雪が降ってます。

 庭のタヌも雪を被って、ご覧のあり様…

 可哀想に。

 頭の雪を払ってやろうか?とも思いましたが、寒いのでやめました。

 お彼岸です。

 「三寒四温」

 こんな日も、あろうかとは思いますが、一向に止む気配もなく、ただ降って…

 「これが最後よ…」と言わんばかりに、庭に舞い落ちて、白い世界にして…

 折角芽を出しかけた小さな花たちも、震えていますよ。

 

 世の中そう甘くはないです。

 自分の、思うように事が進む訳ないよね。

 何時までも、胸のなかの痼り(しこり)になって…

 消化できずに、鬱々と~…

 

 あなた

 寒い

 月日がどんどん重なって、過ぎて行くのに…

 前に進めないって…哀しいね。

 

 孫の溌剌とした姿に、すこ~し癒されます。

 あれ~雪がやみ陽がさしてきました。

 「あなた、元気になるよ…」

                                       

 


青空と雲のはざまから、遠慮がちにお陽さんが柔らかな光を放っている。

2016-03-20 14:12:06 | Weblog

                      
                            2015-  庭の「寄せ花」可愛いでしょう…

       あなた

 青空と雲のはざまから、遠慮がちにお陽さんが柔らかな光を放っている。

 風が冷たい。

 「ガンコーラン」と小花の寄せ植え。

 可愛いね。

 

 この2・3日身体の調子が良くなく…あまり外にもでず…

 家の中でグズグズしてました。

 

 午後相変わらず、風は冷たい。

 でも、元気になったよ。

 

 あなた

 心配しないで…

 もう少し元気で生きたい。

 あなたが見ること出来なかった事!

 しっかり見て、逢った時話すね。

 

 

 


こんなに、遣り切れない日も!あるんです。

2016-03-19 10:58:38 | Weblog

                              
                                    2015-    「浅葱」

    あなた

 静かに…静かに、雨が降ってます

 しとしと静かに降るあめ。

 雨音はなく、ただ静かにふって…

 厳しい寒さに耐え、待ち焦がれた春に降る優しい雨…

 こんな日は何をしよう…

 

 久しぶりにあなたの前での独り言…

 愚痴じゃなく…

 淋しさを訴える。

 それが、どうなる訳じゃないけど…

 無性にあなた逢いたい…

 こんな静かな日は、ひとりが寂しい。

 一人でお茶を点てても…

 味気ない

 ファッとした甘さがなく、苦みだけが何時までも、尾をひいて…

 こんなに、遣り切れない日も!あるんです。

 

  

        


きょうは曇ったままの、さむざむ(寒々)っとした日。

2016-03-18 15:26:05 | Weblog

                          
                              2016-3-17   「タヌ」くん

  あなた 

 ついに、自力で現れた庭の主「タヌ」。

 可愛いでしょう。

 きょうは曇ったままの、さむざむ(寒々)っとした日。

 

 『み吉野の霞のうちに雪散りて行末とほき花の奥かな』  藤原忠良  

 《吉野山に立ち込める霞のうちに雪が散って、あたかも花が舞い散るかのよう

 だが花の咲く季節はまだ先が遠い…ことに、吉野の奧山では。》

 と、通釈にありました。

 さすがに、ここではもう雪は降らないと思いますが…

 春にもなれず…

 鬱々とこころ晴れず…

 あなた

 何とも淋しい日…

 すこ~し、風邪気味のようです。

 齢を重ねると、身体も弱くなって…

 情けなく思います。

 ”あ~した、てんきになぁ~れ…”

 

 

                            


お客様見送りがてら、庭の雪どけ具合はどうかなって…

2016-03-17 16:48:10 | Weblog

                      
                                      2016-3-15-   「水仙の芽」

    あなた

 「水仙」が顔を出しました。

 逞しいと思う… 

 雪に覆われながら、春の匂いを嗅ぎつけ自力で出て来る花芽。

 春の陽気に誘われ(いざなう)ニョキニョキと顔をだす。

 

 あなた

 ユウが来ました。

 手を合わせている姿…可愛かった。

 「暑さ寒さも彼岸まで」って言います。

 日一日と春めいて、幾つになっても「春の柔らかさ、花木の芽吹き」が、

 嬉しい…

 今日も暖かくとっても、良い日。

 

 午後、嬉しいお客様でした。

 お客様見送りがてら、庭の雪どけ具合はどうかなって…

 例年のことですが、この花芽は何?と!一つ一つ探すのが嬉しい。

 あなた

 春の陽炎は、まだのようです。

 あの子の嬉しい便りを、「ジイジ」に届けたくって…

 

 


 生きる者全てに感謝 …

2016-03-16 10:55:44 | Weblog

                       
                                      2016-3-15- 庭の「タヌ」

    あなた

 昨日は午後から春の日差しで”ポカポカ”して…。

 「タヌ」を見て下さい。

 ひとりポツンと雪の中。

 何故かタヌの周りの雪は融けません。

 わたしは手をかけない、自力で出てらっしゃい…

 あなたなら、周りの雪をよけてやったでしょうが、わたしは甘くない。

 嫌われてもいい…

 わたしは出来ない…。

 

 あなた

 たった今、あの子が「志望校」受かったとの連絡がありました。

 陰ながら、応援して護ってくれたのだと…

 あなたに、感謝…です。

 

 今日はあなたの甥夫婦が、お参りに来てくれました。

 嬉しい便りも一緒に運んできて、くれたのだと…そのことにも感謝。

 柔らかな春風が吹いてます。

 はる

 生きる者全てに感謝 …

 

      


一日花で、朝咲いて夕には潔しと、ポトンと落ちてしまう…「紫紺野ボタン」

2016-03-15 09:43:04 | Weblog

                           
                                    2010- [「紫紺野野ボタン」

        あなた

 素晴らしい花「紫紺野ボタン」

 もう、ず~っと昔にきえてしまいました。

 花言葉=「平静」「勝利」など。

 ビロードの様にしっとりして、魅入られる様に美しい。

 一日花で、朝咲いて夕には潔しと、ポトンと落ちてしまう…

 たった一日を鮮やかに、咲ききる花「紫紺野ボタン」

 何時までも、心に残る花。

 

 今日は寒々とした空模様。

 午後出かけたいけど…

 何となく「やだなぁ…」

 怠け者の最たるもの…

 自分を叱咤激励して…

 行く方向へ持っていく…

 面倒くさい人だなぁ…って思いつつ

 

 色々考えると…

 辛くなって…

 なるべく考えないようにしてる。

 これでは駄目と判っても

 なるべく、先延ばしにしてる、わたし…

 きっと、後悔すると思う。

 その時、わたしは居るのでしょうか…?

 

 あなた

 今の事だけ考えるよ…

 「今日のあなた、笑っている…」

 

 

 

 

 


春です「あなたに」、纏わりついてた、あの子が…成長しました。

2016-03-14 15:08:07 | Weblog

                             
                                    2013-   春 「水仙」

  あなた

 今日は仄々とした春らしい陽気です。

 今年の水仙は、ようやく芽が出て来ましたけど、周りは雪…

 雪の壁…

 

 弱々しい午後の陽射し

 雲の狭間から遠慮がちに

 光を投げかけている…

 

 ひざしが弱いので雪は、そのまま

 待ってた春

 喜びの言の葉もでてこない…

 

 でも、小さな春はいっぱい…

 あなたに、纏わりついてた、あの子が…成長しました。

 「卒業証書」を見せて、手を合わせていたね…

 あの姿可愛かった。

 あなたに…

 見せたかった。

 

 

 

 


薄墨色の空は冬に戻れず、春にもなれず、ただ、ボンヤリと鈍いろに染って,一入寒さをそそり、それが哀れ。

2016-03-12 11:11:09 | Weblog

                        
                                    2015-  「突き抜忍冬」

    あなた

 相も変わらず寒い日です。

 「春」も止まったまま動けません。

 「突き抜忍冬」を出してみました。

 色鮮やかなオレンジ色が寒さの中で「ホッ」とします。

 花言葉=「愛の絆」「献身的な愛」など。

 薄墨いろの空は冬に戻れず、春にもなれず…

 ただ、ボンヤリと鈍いろに染まって…

 一入寒さをそそり、それが哀れ。

 

 もの言いたげな「あなた」の写真…

 そう可愛がっていた、あの子も15歳、感無量ですね。

 義務教育は終わりました、卒業です。

 これから、あの子は自分で決めた道を進む事でしょう…

 ”ジィジ”も”バァバも齢を重ねました。

 大事にしてくれるのが、嬉しいですよ…

 あなたに、実物見せたかった…

 今夜は、ささやかにお祝いをするとの事、来てくださいとお招きを

 受けました。

 もちろん、あなたも一緒です。

 「あなた、行って来ましょうね…」

 今夜は、お泊りです。

 

 

         


「三寒四温」などと、言う生易しい寒さではなく、寒いです。

2016-03-11 17:18:57 | Weblog

                           
                               2014-  「ミソハギ」 

   あなた

 「三寒四温」などと言う生易しい寒さではなく、寒いです。

 真冬並みの寒さ。

 真冬であれば、それなりの覚悟があるけれど今は只寒く…。

 庭の雪も固まってしまい解ける気配がない様子。

 

 「ミソハギ」です。

 花言葉=「愛の悲しみ」

 次々とたくさん咲く小さな 花の「切ないほどの愛」が…

 あなた

 判りますか?

 

 午前中、友達

 午後、リコ達が来る

 そんな、慌ただしく過ぎた一日でしたけど、心地よい疲れが尾を引いて

 います。

 

 固まったままの庭の雪。

 刺々しく、人を寄せ付けようとしない。

 愛する「タヌ」も片目だけ。

 

 明日はカッタンの卒業式。

 3年間一日も休まず、頑張ったとか…

 ジイジ、褒めてやって…