〈カイダンが怖い〉といえば、普通〈怪談〉のほうだけど、わたしの場合、ごく普通の上下に交通するための階段。
思い出は尽きないけれど、まず最初が小学校。
「二年生になると教室は二階になります」と先生が伝えると、生徒のみんなは歓声を上げたのにわたし一人は恐怖で固まってしまい、夜は夢の中でうなされるほどの不安。クラスメートのAちゃんは、手摺にまたがってすいすい降りて遊んでいたくらい喜んでいたのに、わたしは転げ落ちる幻想に悩まされ続けていた日々。
アートテラーさんの柳原何某の建築・・・向こうが透けて見える階段を見て恐怖が再燃(どこ見てるの?って感じだけど)・・・ただもう階段が怖い!
遠足で行った観音崎の灯台に、ただ一人、階段が怖くて登れなかった小学校四年生の記憶。
やっぱり遠足で行った横浜の生糸検査所、工場では当たり前のあの鉄板を渡しただけの向こうが透けて見える階段が怖くて、帰りはどうしたら降りれるかばかりを考えていた小学校六年生の思い出。
今でも、エスカレーターが怖くて、みなと未来線などは大の苦手。(エレベーターがあるけど、方向音痴なので人と逸れるのも怖い)
階段は怖い。
果たして天国の階段は上れるだろうか。〈地獄の階段を下りるのは死ぬより怖い?)
思い出は尽きないけれど、まず最初が小学校。
「二年生になると教室は二階になります」と先生が伝えると、生徒のみんなは歓声を上げたのにわたし一人は恐怖で固まってしまい、夜は夢の中でうなされるほどの不安。クラスメートのAちゃんは、手摺にまたがってすいすい降りて遊んでいたくらい喜んでいたのに、わたしは転げ落ちる幻想に悩まされ続けていた日々。
アートテラーさんの柳原何某の建築・・・向こうが透けて見える階段を見て恐怖が再燃(どこ見てるの?って感じだけど)・・・ただもう階段が怖い!
遠足で行った観音崎の灯台に、ただ一人、階段が怖くて登れなかった小学校四年生の記憶。
やっぱり遠足で行った横浜の生糸検査所、工場では当たり前のあの鉄板を渡しただけの向こうが透けて見える階段が怖くて、帰りはどうしたら降りれるかばかりを考えていた小学校六年生の思い出。
今でも、エスカレーターが怖くて、みなと未来線などは大の苦手。(エレベーターがあるけど、方向音痴なので人と逸れるのも怖い)
階段は怖い。
果たして天国の階段は上れるだろうか。〈地獄の階段を下りるのは死ぬより怖い?)