続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

若いということ。

2010-12-11 07:11:51 | 日常
 サークルの帰り、平坂上のバス停でバスを待っていると、見覚えのある婦人が自転車でやってきた。(誰だったかな)思い出せないまま、軽く会釈をすると向こうも(ああ!)という表情で応えてくれた。
 彼女の背を見送っているうちに思い出したのは(こちらが見知っているだけ・・・あちらは覚えていなかったかもしれない)ということで、苦笑してしまった。
 
 シティボランティアのメンバー、衣笠山かどこかを案内してくださった方の一人。直接の知人ではないので、名前も知らないけれど、何処へでも出かけ、地域のことを学習し、公民館のイベントなどでも補佐を頼まれるような労を厭わない、そういう印象を抱いた人である。
(そうだ、あの人だったのだ)彼女のほうはたくさんの人のお世話をしているので挨拶をされれば気軽に挨拶を返す習慣になっている・・・そういうことだったのか。

 それにしても彼女、平坂・・・決して平らではなく、昔石炭バスだったころ、この坂を上下できずに坂上が終点だったと聞くかなりきつい坂を自転車で上がってきたのだろうか。(まさかとは思うけど・・・)
 スィーッと通り抜けていったけど、すごい馬力、体力。

 何才くらいなのか・・・多分わたしと左程変わらないはず。
《若いということ》は、彼女のようなことをいう。今さら追いつけない羨望で若干心が曇ってしまった。

Re『武蔵野』136。

2010-12-11 06:58:42 | 国木田独歩
林と野とが斯くも能く入り乱れて、生活と自然とがこの様に密接している処が何処にあるか。

 林野斯能入乱生活自然様密接処何処

☆燐(鬼火、死者の魂)の八(多く)は懺(くいて)悩み、柔(よわよわしい)。
 覧/よく見て、照/てらしあわせると、割/分かれている。
 字(文字)の念(思い)要の満(たくさん)の説(はなし)を、書いている。
 化(形、性質を変えて別のものにする)を、書いている。

『城』321。

2010-12-11 06:41:47 | カフカ覚書
ひとりの若い女が、ドアをあけてくれた。ふたりが立っていたのは、大きな部屋の敷居のところで、部屋のなかはほとんどまっ暗がりだった。

 若い女/Madchen→March/作り話、おとぎ話。
 立つ/standen→stund/死期。
 敷居/Schwelle→Schwere/困難。
 部屋/stube→stabe/ちり。
 fast→vast/荒涼とした。

☆作り話が開かれた。
 彼等の死期は困難であり、先祖のたくさんの微塵のいる荒涼としたところは、まっ暗がりだった。