続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

縫い物は楽しい。

2010-12-10 07:11:23 | 日常
 生地を買い込む・・・即、作らないで仕舞い込んだりすると、それはもう死蔵ということなり、永遠に記憶から遠ざかっていく。
 何とかそれは避けたいと思いつつも、一日に於いて、何を優先させるかの優先順位を考えると二の次三の次になり、やがては生地を買ったことすら忘れてしまうのが常。
 つくづく、自分をプロデュースしてくれる自分がいたらなぁと思う。
 縫い物は楽しい・・・出来上がるプロセス・・・自分が着るという愉しみ。生地を触っている時間は癒される。だから、ついつい長時間におよび、ほかの事に手がつかなくなってしまう。
 基本的なこと、洗濯炊事はともかく、掃除の手抜き、読解の空白・・・その外・・・眉毛も描かなくていいか、という具合。

「はい、ここまで!」
 終了と始まりを報せてくれる鐘の音が欲しい。
 毎日がのんべんだらりの平板さ。

 昔、読んだショートストーリーに、編み物好きが高じて、終には自分の編んだ編み物の中に・・・蚕状態のように包まって死んでいく女の話があった。

 偏らない健全な日常を目指して、楽しい縫い物を合間の時間に介入させたい。(おばあさんの独り言だけど)

Re「武蔵野」135。

2010-12-10 07:01:26 | 国木田独歩
北海道の原野には無論のこと、奈須野にもない、その外何処にあるか。

 北海道原野無論奈須野外何処

☆僕(わたくし)は、回〈まわる〉働きの言(ことば)を八(たくさん)謀〈計画している)。
 労〈骨折り)の字〈文字)は那(なんぞ)、主(主なもの、中心)は概ね仮の諸である。
《要するに「作り話です」と断っている》

『城』320。

2010-12-10 06:44:41 | カフカ覚書
「坂だって」
「なに、二、三歩だけのことです」バルナバスは、そうつけくわえたかとおもうと、戸口をたたいた。

 坂/Abwarts→Abwart終わるのを待つ。
 二、三/paar→par/~によって。
 歩/schritte→schrift/文字。
 戸口/Tur→Tyr/民族の戦いと正義の神。
 たたく/klopfte・・・〈脈を〉打つ、どきどきする。

☆「終わる(死ぬ)のを待つだって」
 「なに、文字によってだけです」バルナバスはそうつけくわえたかとおもうと、民族の戦いと正義の神に胸をときめかせた。