続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ああ、白髪。

2018-01-22 07:35:12 | 漫画

 この頃は黒板というものは見かけず、ほとんどホワイトボードである。教室で撮る記念写真を見て、発見したのは、わたしの白髪はホワイトボードに溶解し消えてしまうことだった。


若林奮『無題』1-1-4

2018-01-22 06:58:41 | 美術ノート

 無題1-1-4

 少女が膝を曲げ仰向けに寝ている。蝉の口と少女の口が浮遊の空気によって結ばれている。
 これは何を表明しているのだろう、蝉と少女における関連性を見いだせない。
 少女は横になっている、少女の夢想だろうか。
 蝉は少女を攻撃しない、ゆえに蝉は少女の夢想である。
 蝉の特質として《飛行》がある、むしろ飛行する物体そのものという認識に近い。

 重力に抗しきれない少女の願望が(夢の形)で遂行されるが、飛行への願望は巨大化した蝉に圧迫されている。
 願望と挫折、相反する衝撃の時空が少女を通り過ぎていく。性的体験の抽象化を複合的に提示し、詩的な雰囲気を醸し出した作品である。


(写真は、若林奮『飛葉と振動』展・カタログより)於:神奈川県立近代美術館


『春と修羅』④

2018-01-22 06:32:16 | 宮沢賢治

 ZYPRESSEN 春のいちれつ
  くろぐろと光素を吸ひ
   その暗い脚並からは
    天山の雪の陵さへひかるのに
    (かげろふの波と白い偏光)
    まことのことばはうしなはれ
   雲はちぎれてそらをとぶ


☆ハロー(光輪)は恒(一定している)。
 蘇(よみがえり)の闇(ひそかな)客(旅人)を蔽(見えないようにする)。
 転(転換した)太陽の説(話)である。
 両(二つ)を把(つかみ)、吐く。
 片(二つに分けたものの一方)の講(話)を運(めぐらせる)。


『城』2867。

2018-01-22 06:19:49 | カフカ覚書

ある本でなにかをいそいでしrべようとしたdけのことで、すぐまた出ていってしまいました。わたしがいつmでも動かないものですかr、しまいに従僕が箒で掃きださんばかりにして、わたしをドアの外に追いだしました。


☆彼はただ迅速に(統一する本)を調べ再び出ていったのです。最終的に従僕(死)に向かわせ、わたしは常にほとんど動ぜず(企み)を凝視していました。