『与えられたとせよ:(1)落ちる水、(2)照明用ガス』
このタイトルは何だろう…存在の原初を考えるにつき、落ちる水と照明用ガスは与えられていたという前提から始めねばならない、という。
たしかに、水地球であり、落ちるとは、重力である。照明用ガスは光と空気を指し、太陽の足下の地球が生物(人間)の根幹であり、落ちる水と照明用ガスは既に与えられている時点から始める、あるいは遡ってみようという実験である。
煉瓦で縁取られた入口、すでに上部は曲線になっており(キー・ストーン)で抑えるというデータは準備されている。木材の使用、伐採から加工まで、そして留め具(釘)の付いた板戸は、生活を守る必須である。
長い時間を経たらしい手垢、部分の劣化、継ぎはぎの修正。人の眼の高さには覗き穴も確認できる。
人が人として立つ必要かつ十分条件の提示である。
写真は『DUCHAMP』 www.taschen.comより
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