続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)襖しめて。

2021-10-08 07:26:10 | 飯島晴子

   襖しめて空蝉を吹きくらすかな

 襖しめて(襖閉)はオウ・ヘイと読んで、往、平。
 空蝉はクウ・センと読んで、空、閃。
 吹きくらす(吹暮)はスイ・ボと読んで、彗、模。
☆往(人が死ぬ)のは平(平等)である。
 空に閃(きらきら光る)彗(ほうき星)の模(よう)である。

 襖しめて(襖閉)ハオウ・ヘイと読んで、横、柄。
 空蝉はクウ・センと読んで、空、浅。
 吹きくらす(吹暮)はスイ・ボと読んで、酔、模。
☆横柄(威張って他人を軽く見る態度をとるさま)は空(むなしい)。
 浅はかで酔(酒などで心身が正常でなくなる)模(ありさま)である。

 襖しめて(襖閉)はオウ・ヘイと読んで、枉、弊。
 空蝉はクウ・テイと読んで、空、態。
 吹きくらす(吹暮)はスイ・ボと読んで、衰、暮。
☆枉(無実の罪)に弊(疲れる)。
 空(根拠がない)態(ありさま)は、衰(勢いがなくなり)暮(理性を失いどうしてよいのか分からない状態)になる。


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