山門なり朝やけの椀上げてゆく
山門なり(山門也)はセン・モン・ヤと読んで、選、門、也。
朝やけの椀(朝焼椀)はチョウ・ショウ・ワンと読んで、彫、仕様、腕。
上げてゆく(上行)はショウ・コウよ読んで、衝、巧。
☆選ばれた門也。
彫(模様を刻み付ける)仕様(やり方)、腕が衝(かなめ)の巧(たくみ)である。
山門なり(山門也)はサン・モン・ヤと読んで、惨、悶、也。
朝やけの椀(朝焼椀)はチョウ・ショウ・ワンと読んで、凋、象、彎。
上げてゆく(上行)はジョウ・ギョウと読んで、状、凝。
☆惨(傷ましく思い)悶(身もだえして苦しむ)也。
凋(生気を失い衰える)象(すがた)は彎(弓なりに曲がる)状(ありさま)であり、凝(固まっている)。
山門なり(山門也)はサン・モン・ヤと読んで、山、聞、野。
朝やけの椀(朝焼椀)はチョウ・ショウ・ワンと読んで、鳥、梢、one。
上げてゆく(上行)はジョウ・アンと読んで、乗、暗。
☆山に聞く野鳥、梢(木の枝の先)の一つに乗っている、暗やみである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます