続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島春子』(私的解釈)葛の花。

2021-02-07 06:32:44 | 国木田独歩

   葛の花こぼれやすくて親匿され

 葛の花は、零れやすくてまるでじゃれつかれているようである、そして葉の裏などは白いので、裏見草とも…。
 葛の花はカツ・カと読んで、恰、禍。
 こぼれやすくて(零易)はレイ・イと読んで、霊、異。
 親匿はシントクと読んで、神、徳。
☆括(あたかも)、禍(不幸、災難)は霊異(人間の知力の及ばないほど神秘的で不思議なこと)であり、神徳(神の威徳)である。

 葛の花はカツ・カと読んで、喝、過。
 こぼれやすくて(零易)はレイ・イと読んで、戻、為。
 親匿はシン・トクと読んで、審、督。
☆喝(大声で叱る)過(あやまち)戻(道理に背く)為(行い)である。
 審(つまびらか)にして、督(取り締まる)。

 葛の花はカツ・カと読んで、闊、嘉。
 こぼれやすくて(零易)はレイ・イと読んで、礼、偉。
 親匿はシン・トクと読んで、信、徳。
☆闊(心が広く)嘉(優れて)おり)、礼(人が守るべき正しい行い)がある。
 偉(立派な)信(偽りがない/まこと)には徳(品性)がある。


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