続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『セロ弾きのゴーシュ』8。

2021-08-17 06:21:42 | 宮沢賢治

《時間について》
第一夜・三毛猫、夜中も過ぎて・・・。
第二夜・くゎくこう、十二時は間もなく過ぎ一時も過ぎ二時を過ぎても・・・そして   
 東のそらがぼうっと銀いろになって…。
第三夜・狸、夜中すぎまでセロを弾いて・・・そしておしまひまで来たときは今夜も 
 また東がぼうと明るくなってゐました。「あ、夜が明けたぞ。」
第四夜・野ねずみ、明け方近く思はずつかれて…ゴーシュはねどこへどっかり倒れてす      
 ぐぐうぐうねむってしまひました。

 三毛猫が来たのは二十日過ぎの月のひかり、そして四夜。クライマックス(公会堂のホールでの演奏会)は、《それから六日目の晩》でした。
 と、時間の流れを追っている。


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