紙芝居講座【第三学期】
今回は高齢者向け紙芝居の講義…受講していて(なるほど)と、わたし自身うなづくことしきり。
畠山宣子先生の『コスモス』、片岡直子先生の『おどりばダンスホール』の高齢者向けの紙芝居2作品を見せて頂いた。子供向けとは異なる作風にハードルの高さを実感。
わたしを含めた高齢者は街頭の紙芝居で育っている。懐かしく過る子供時代の思い出や今までの人生を彷彿とさせる画面や言葉・・・。
そんな感傷に浸ること以上の更なる突破口の発見は、やっぱり(人を恋する)柔らかく初々しい感情の保持だということが、『おどりばダンスホール』に伝えたいメッセージがありました。
挑戦し、人との出会いをポジティブに受け入れていく。それは老若男女すべてに境界線はなく、諦めて感情を打ち消し孤独に過ごしてはいけないと。
畠山宣子先生、片岡直子先生、心に染み入る授業をありがとうございました。
余談ですが、高齢者(戦後の激動を生き抜いた人々)との紹介にズキッ。美しくしとやかな義姉がよその畑の芋を頂戴して…という悲話を思い出しました。
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