続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2921。

2018-04-11 06:39:45 | カフカ覚書

廊下には人気がなかった。ある部屋のドアの外に青ざめた、やせた、背の高い紳士が毛皮にくるまって腰をかけているだけで、マントの下からは夜着がのぞいていた。


☆道は空虚だった。ただドアの外には先祖のほの白く光る小さな岩石があるだけで、漆黒の夜着がのぞいていた。



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