久々の本格的な仕事は疲れる

　今の会社のバイトを始めて1年弱。
シール貼りとか封筒づめ、出張しての配布作業にデータ投入。
お気軽モード全開で平和で穏やかな日々を過ごしていた。

3月中旬頃、データ投入していると、何かただならぬ雰囲気が
社内に漂っている。
4月から本格的になる箕面業務。
それを前にして、こちらから準備作業を行っていた2名のうち
1名が出社しないようになってしまったらしい。
連絡が取れず。
責任者であるもう1名は3月いっぱいで辞めて他の会社に行く
とのこと。
逃げたん？

およよ。
苦労するのが目に見えているため、誰も引き受け手がいない。
自分はバイトの身なので、どうなることかと面白半分に聞いて
いた。

ある日、突然、社長さんが「行ってくれないか」と打診してきた。
あれま、「私一人で20名前後のバイトさんたちを指導するんですか？」
「そのとおーり」。
「私もバイトですけど」
「気にせんといて」

人生、働き始めてから今まで、頼まれた仕事を断った記憶があまり無い。
まあ、何とかなるやろ。
いつも、心は前向きパンツは後ろ向き。

で、バイトを始めて1年未満なのに社員扱い並になるらしい。
仕事の責任度合いは3階級特進レベル。
夏までの業務なので気合で突っ走れば月日も立つだろう。

4月からやってみると、てんてこ舞い。
発注元との調整、スケジュール管理、バイトさんの管理、なれない経理的
な業務。
ついでに文書作りとデータ投入もやらなければ。
起動に乗れば何とかなる。

といってるうちに、今日はバイトさんのミスにより、発注元に謝罪謝罪。
「すみませんでした。以後十分気をつけます」と平身低頭。
月曜日のミーティングでの再周知資料の作成。汗汗。

こういった経験も久しぶり。
落ち込んでいても仕方が無い。

明るい職場作りに邁進邁進。

・・・・・


高野川の満開の桜をみると気分も晴れる。
今までのお気軽バイトなら、桜を撮るため時々休んでいたのになあ。