ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

繁盛店の話(15)

2007-01-14 12:42:51 | 旅行記
台湾 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16)




台湾での仕事が一段落したので、みんなで夕食に行った。

台湾では、それぞれの料理の有名店があり、日本人に有名なのが餃子のお店で、そこは1時間待ちとか2時間待ちとかで食べるのですが、ツアー客は予約なので待たずに入れるらしい。

その日、私たちが行ったのは、擔仔麪(ワンタン麪)が毎日2000杯も売れるというお店で、店の前にはチョイス用のお皿が並べてあり、「これ」と言うと、それを料理してくれるので、言葉が通じなくてもOKなのです。




これは、お店のナプキンですが、「擔仔麪が2000碗売れている」と表示されている。




国内外を問わず、繁盛店の共通点は
① 清潔感がある
② 厨房が見える(店の大きさによる)
③ 店員の愛想がいい
などが挙げられると思いますが、ここのトイレもきれいだったし、店員の愛想もよかった。




お店に入った私たちは、料理が出てくるのを待つ間、仕事の話に花が咲いた。
林ちゃんは普段は、冗談を好んで話をするのですが、商売や仕事の話になると、笑顔半分真顔半分で話をする。

彼女は「経済学部」を卒業し、お姉さんの貿易の仕事を手伝い、会社の経営や人事については、それなりに信念があるし、洞察力も一種独特なものがあるので、話を聞くのも楽しい。
それに輪をかけたのがお姉ちゃんで、「利益」という言葉には敏感に反応し、次々にアイデアを出しながら話を進めていく。

傍で聞いているだけで、私までも儲かった気になる。(笑)

林ちゃんの姉妹を観ていますと、基本的にお姉ちゃんは神仏にはあまり興味がないようで、どちらかと言うと「科学派」、「現代派」という感じですが、林ちゃんは違うようで、運命学などにも非常に興味があるようで、よく「今年の運勢は~」という話をする。

ですから、そのお店の装飾品も丁寧に説明してくれた。




でも、聞いている私の前知識がないために覚えられない。




これは、上の装飾品と正反対に飾られていた。




これもテーブルの横に飾ってあって、丁寧に説明を受けたのですが・・・、(-。-;)




そうこうしている内に、有名な擔仔麪が出てきた。
味は海老出汁で、とても美味しかった。(但し、お碗は小さい)




これは「もち米の丼」という感じでしたが、これもメッチャ美味しかった。




これは「イカの目玉の唐揚げ」で、先日屋台で食べた時に、私が「これは美味しい」と絶賛したので、お姉ちゃんが頼んでくれたようです。




これは、私の好きな「揚げ豆腐」で、林ちゃんが「先生これありますよ」と言うので、頼んだもの。




中国でもそうですが、台湾でも「何が食べたい?」と聞かれると、とっさに「野菜」と答えてしまうので、言った後で「あ、農家の人と思われたかな?」と考えてしまう。
しかし、中国や台湾の野菜は、日本のそれと違い美味い!




これは、非ダイエット食品。^-^ゞ
豚肉をじっくり焼いたような味だったと思う。
こういうのをチョコチョコ摘むから、台湾から帰ってきたら確実に3キロぐらいは太っている。




その3キロを減らすのに、かなり苦労するのはわかっているのだが・・・、
仕事が終わり、この楽しい時間を楽しく過ごすためには・・・。




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台湾故事(14)

2007-01-13 07:11:52 | 旅行記
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1960~1970年代の台湾を再現した 「台湾故事」 (台湾物語)というアミューズメントパークがある。

入り口はこんな感じで小さく感じたのですが・・・、




まるでタイムスリップでもしたかのような風景で、日本の昔を旅している錯覚さえ覚えた。




表札を見たら、「日本歯科学会々員」と書かれている。
少々複雑な気持ちになった。




中に入ってみると、当時の歯科医の機材が置かれていた。




台湾のアイデアには、感心させられるところが多いのですが、ここでも「う~ん!」と唸ってしまった。
入場料の中に、この中だけで使える「金券」も含まれていて、食べ物、飲み物、お土産等々といろんなところで使えるようになっている。

使い切らなければ、そのまま捨てることになるので、どこで使おうかと考えてキョロキョロするので、館内で働くスタッフもやりがいがあるに違いない。
さすが商売のうまい台湾人だ。

ここは食堂ですが、メニューもいろいろあり、味もそれなりに美味しかった。
が、「美味しい」と思う物だけしか食べない林ちゃんが、一口しか食べなかったことからすると、「お勧め」とは言い難い。




焼きそばと煮込み物を食べました。
傍に映っているのはビールです。




かなりのスペースがあるので、迷子になってしまうほどです。
そして、ところどころにこんな懐かしい車もあり、




オートバイも昔の状態で置いてある。(昔のことは知りませんが・・・)(笑)




この壁の作り、この看板の掛け方、この看板の内容。




映画館の看板ですが、映画のタイトルも昔を思い出させてくれる。
断っておきますが、この映画は私より先輩の時代のモノです。




写真屋さんがあったので覗いてみた。




“針灸柔道医学講習会”と書かれた写真があった。
これには親しみを覚えましたねぇ。




写真を全て公開したいのですが、70枚ほどあるので、ちょっと無理なようです。
m(._.)m ペコリ

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お土産と氏神さん(13)

2007-01-12 15:36:51 | 旅行記
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ある時、林ちゃんから電話がかかってきた。

「ディズニーランドから荷物が届くと思いますので、そのまま台湾に送ってください。今、日本のディズニーランドでお土産を買ったのですが、台湾には送れないと言うので、先生の所に送ってもらいました」

彼女は、私の家を実家のように考えているらしい。(笑)
私も彼女を自分の娘のように使い倒すので、お互い様なのだ。
しかが、急に言ってくることでも引き受けてしまうのが多いので、どうも優先権を握られているような気分になってしまう。



「旅行の楽しみはお土産を選ぶこと」と言う人は多いのですが、楽しみの裏には「悩み」というのも着いているのではないでしょうか。

台湾へ行く時は、いつもお茶の卸屋さんに連れて行ってくれるので、何も悩まずに買うことができる。

ここでは、いいお茶が安く買えるのです。
お茶を量ってくれるお兄さんたちは、すべて筋肉隆々なので聞いてみた。
「なにか運動をしているのですか?」
「いいえ、お茶の仕事で筋肉が付いたのです」
「ええーっ!スポーツ選手みたいですねー」

彼が喜んだような顔をしたので、
「写真を撮らせてくださいよ」と言ったら、工場までも撮らせてくれた。(^-^)




ここは奥の倉庫で、少し高いお茶を置いてあり、今回はここのを選んだ。




これはお茶を作る機械らしいが、どのようにするかは皆目検討がつかない。




お茶屋さんを後にして歩いていたら、ビックリするような縫いぐるみが歩いていた。
林ちゃんが、「珍しいから(写真を)撮って撮って」と言うので、慌てて撮影した。




これは神さんを現しているらしく、日本でいう氏神さんで、地元の見回りをしてくれる神さんという説明だった。




これは神さんの後ろ姿で、後ろから写すのは罰が当たりそうでしたが、「中身は人間だ」と考え直して撮影した。




台湾では、どこかへ出かける時は、いつも林ちゃんが着いてきてくれるので、言葉にも、交通にも、全く不自由は感じないし、日本にいるような気分で過ごすのですが、こういう風景を見ると、「あ、ここは外国なんだ」と改めて意識させられてしまう。


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台北101(12)

2007-01-11 07:46:36 | 旅行記
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世界で一番高いビルは台湾の「台北101」で、高さ508m。




下から見上げるとカメラに納まらない。




確か5階までは普通のエレベーターで昇る。
そこには、おしゃれなフロアーが開かれていて、優雅なひと時を過ごすことができるし、横にはブランド商品の店舗が、いっぱいある。




5階からは、世界最速のエレベーターで、一気に89階まで37秒(時速60km)という速さで昇ってしまうが、気圧制御装置がついているので、耳が痛くなることもない。
ちょっと嬉しいのは、日本の東芝製。




エレベーターの天井には、こんなプラネタリウムが細工されている。




89階へ着くと、そこは展望台になっていて、階下が見下ろせるのですが、カメラを構えて写真を撮ろうとしたら、真っ白で何も見えなくなった。
雲がビルを包んだのです。?(・_・;?




ですから、雲が割れるのを見計らいながら撮影をします。




これこれ、これがこのビルを支えている秘密なんです。
これで揺れをコントロールしているそうです。




38階から、階段でさらに上に昇ることができますが、警備員が立っていて、ちょっと物々しい感じがした。




上へ出ると、屋根はありません。
風も強いし、ビルが揺れているのも感じるので、少し心細く感じた。




横から見ると、こんな感じで安全なように見えるのですが、




何の何の、格子が巡らされているだけで、風が吹き抜けるのです。




ですから、格子からカメラを出して撮影することもできるのです。




さらに、この屋上には「シアタールーム」もあり、このビルの起工式から竣工式までのビデオを見ることもできる。




高いところが好きな人には、お勧めです。

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十八王公(11)

2007-01-10 13:49:01 | 旅行記
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人には、それぞれ信じるものがある。
ある人は科学であり、ある人は神であり、ある人は自分である。
私は科学も信じるが、目に見えないものも信じる。

10数年前に林ちゃんが連れて行ってくれたところが≪十八王公廟≫。

その物語は昔、船が遭難した時に、一匹の犬が船員を一人ずつ岸まで運び、最後の17人目を運んだ後、そのワンちゃんも息途絶えた。
それを観ていた村の人たちが、「この犬も人間として崇めよう」と祀られたのに始まる。

この廟は、「遠方から来た人と水商売の人にはご利益が多い」と言う。
普段私は、神社仏閣でお祈りする時、「お願い事」はせずに「お礼」だけを言って終わるようにしているのですが、その時は、林ちゃんに言われたように、願い事をしてみた。

そして、それがその通りになったので、次に言った時も願い事をしてみた。
またもその通りになったので、もう一度願い事をしてみた。
またもその通りになった。
そしてまた、その次も・・・。

十八王公をお参りする時は、いつも林ちゃんのお姉ちゃんが運転してくれるし、時には兄弟姉妹の家族も一緒に行ってくれていた。
お姉ちゃんは「先生たちがお参りをする時に、いつも一緒に来るので、ご利益があるかも知れない」と話していたが、“億ション”を買った途端に、お祈りする態度が豹変した。

それまではチョチョと済ましていたのに、“億ション”を買った途端に、えらい真剣に、丁寧に、時間をかけてお祈りしているではないか。(笑)


外観は岩山を削った祠ですので、こんな感じで「見てくれ」はいいとは言えない。




祠の前には、お供え用の粽やピーナツや貝などが売られている。




祠の前には、お線香やお供えに使うお金に見立てた紙を売るおばさんらがいっぱいいますが、何故か林ちゃんらは中にあるこの服務台(売店)でそれらを買う。

屋台みたいに見えるが、これが祠の売店です。




そして本殿の前へ行き、お供えを並べてお線香に火を点し、お祈りをする。




こんな感じでお供えを並べるのですが、十八王公さんはタバコが好きということがあって、私たちはいつも日本からタバコを買って行く。
但し、そのタバコは自分で持ち帰るのが慣わし。




お祈りが終わると、先ほどの「お金に見立てた紙」を、ここで燃やす。
金色の紙は左の方へ、銀色の紙は右の方へ投げ入れて燃やす。




後は、先ほどお供えしたモノを持って帰る。

ただ、本当に、心から願うものがある人は、そのご利益があるように思うので、中途半端な願い事なら時間の無駄になるかも知れない。

十八王公をお参りする時は、夜の11時以降が良いとされているからですが、台北からだと往復の時間を入れて3時間近く潰れことを覚えていたほうがいい。


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屋台(10)

2007-01-09 09:21:36 | 旅行記
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台湾へ行って楽しいのが屋台村で、あの雰囲気は好きですねー。
台湾の屋台は清潔なので、日本人のお客さんも多い。

しかし、林ちゃんの家族はグルメですので、通り過ごすだけでめったに食べさせてもらえない。(笑)




ちょっと近づいてみましょう。




屋台と言っても、路上の店舗だけではなく、歩道に半固定されたのも「屋台」で、




これは、歩道に並べられた屋台のテーブル。




これは、屋台の本体である食道の入り口なのだが、ここも「食道」とは言わず、「屋台」と呼ぶ。
理由は、外気と密閉された空間ではないかららしい。




屋台の料理も色とりどりで、これは「イカの目玉のから揚げとネギの炒め物」だったと思うが、これはとても美味しかった。




これはですねー、林ちゃんのお姉ちゃんや妹が好きなもので、「豚の血と野菜の煮込み」ですが、美味しかったですよ。

ちなみに林ちゃんは、こういう類のものはあまり好まない。




これは「台湾風丼」ってところですかね。
美味しいので、2杯食べました。(・o・)

器が小さいので・・・、です。




これはチャーハンですが、写真の撮り方が下手でした。




これは、「イカと野菜の炒め物」でしたが、これも美味しかった。




どれも美味しかったのですが、自分が屋台に座って食べているということも、味をひきたててくれた理由になるかも知れない。


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億ション(9)

2007-01-08 10:56:55 | 旅行記
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大きな家に住みたいという願望は、どこの国でも一緒だと思いますが、台湾でもその風習は変らず、ある程度お金が儲かったら車はベンツを買い、次に大きな家を建て、結婚式の時は、友達から借りてでもベンツで行列を作るというのが習慣のようです。

林ちゃんのお姉ちゃんは、パソコンの部品の輸出入の仕事をしているのですが、すごいやり手で、ヨーロッパやアメリカへも出かけて事業を伸ばしている。

即ち貿易になるのですが、貿易はレートによって利害が発生するので、彼女はすごいことを考えて、利益だけ得て、損の出ないようなシステムを組んでしまったのです。

その利益で最近買ったのが、こちらの「億ション」。
(他にも3~4件ほど不動産を持っている)

この写真では、小さく見えるのですが、




見上げて見ると、こんな感じのデッカイ建物です。
(夜の撮影で、ちょっと暗いですねぇ)




これは、マンションの中庭で、夜の撮影ではっきり見えないのですが、かなり優雅な造りになっていました。




入り口には警備員が立ってるし、エントランスに入ると、こんなお花も飾ってあり、まるでホテルです。

ここの住人は9割がベンツで、駐車場は「ベンツの会社?」と考えてしまうほどです。




エレベーターに乗るにも、カードキーを当てないと入れないし、エレベーターのボタンもカードキーを当てないと動かない。
これは、エレベーターを降りた階の廊下で全て大理石には面食らう。




部屋に入ると、イタリア製のソファーがあり、テレビはプラズマの50V型がドーンと置かれている。



部屋数も、たしか6つあり、バストイレも2つあった。

お姉ちゃんのベンツとつりあいの取れた空間だった。
コメント (2)
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高級志向(8)

2007-01-07 07:48:03 | 旅行記
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林ちゃんが育ったのは、台湾の中央辺りにある埔里というところで、気候が穏やかで、冷房も暖房もいらないところです。
そこはホテルでも暖房設備がないのですが、私たちが行った時には、たまたますごい寒波が来ていて、寒くて寝づらかったのを覚えている。

彼女の父親は上級公務員で、平穏な生活の中で育てられたためか、屈託顔を見たことがないし、留学生活を終えて帰国した時には、
「仕事をしているのですが、とても苦労しているよ」と言う連絡が入った。

どんなことをしているのかと聞いたら、
「姉の会社を手伝っているね、初めての仕事だから苦労よ!」と言う。
どこが苦労かといろいろ話を聞いてみたのですが、勤務時間も、仕事の内容も、・・・どこにも厳しい条件はないように思えた。

いい生活、初めての仕事、初めての社会人。
それが「苦労よ」と言わせたのでしょう。

さらに彼女の生まれ星には「食神」というのがあるので、食べ物は「根強い高級志向」。

私たちは、台湾へ行くたびに「台湾の人が行く食道みたいなところで食べたい」と訴え続けてきたのですが、その訴状はいつももみ消され、いつも高級レストランばかりでした。

多分ですが、林ちゃんのお姉ちゃんもグルメだし、林ちゃんも「高級志向」のグルメですので、自分たちが美味しいのを食べたかったと思う。(笑)

しかし、その夢が叶う時がやって来た。(^○^)
これですこれです、こんなところで食べてみたかったのです。




見るからに美味しそうでしょう。ヽ(^o^)丿フォー




ここで、新しい発見をした。
お箸の袋が飛ばないように、「袋留め」がある。




屋台のような食堂は、一般的にドアがないので、風でナイロンの箸袋が飛ばないように工夫してあるのです。



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明日は明日の風が吹く(7)

2007-01-06 08:03:08 | 旅行記
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林ちゃんが、
「大学への願書を出すのですが、わからない所があるので教えてほしい」
と願書を持って来たことがある。

ナルホド、日本人でも使わない難しい言葉が書かれている。
そこで、私が書けるところだけ書いて、後は内容を説明して自分で書いてもらうようにした。

そして、願書提出には保証人の住民表等が必要なので、それらを準備して彼女に連絡したら、再び願書を持参してきて、
「先生、私明日台湾に帰りますので、これ大学に送ってくれますか?」
と言うので、二つ返事で受け取った。

翌日、念のためにと願書を確認したところ、
【座右の銘】が、“明日は明日の風が吹く”と書いてあるではないか。
慌てて彼女に電話したら、
「それでいいです。それが私の座右の銘ですから・・・、これから空港に向かいます」と言う。

仕方がないので、そのまま大学へ送ったのですが、後に台湾へ行くようになってから、この座右の銘を使いたい理由が理解できた。
日本人のように、あくせく働かないのが、台湾人の特性だったのです。


それは街中を歩いていても、いろんな所でそれを感じることができる。

日本料理店の看板もあちらこちらで見ることが出来るのは、親日家が多いからです。




屋台を引いて歩く姿は、何とも言えない風情を感じる。




これが街なのだ。
いかにも「喰うには困らない」、「明日は明日の風が吹く」という感じではないか。




選挙になると登場するのが、「バイク隊」で、彼らはバイクで選挙活動を応援する。




バイクは台湾の足として、日本でも知られている通りです。




そのため、駐輪所も整理して並べられるように設計されているところが多い。




「明日は明日の風が吹く」は、沖縄の「ナンクル、ナイサ」(自然にできるよ)と同じような意味で、「無理してやる必要はない!そんなに努力をしなくても、その内なんとかなるよ」ということである。

「男はつらいよ」の渥美清さんや、「釣りバカ日記」西田敏行さんみたいな生き方に憧れる日本人は多いと思うが、台湾人は生まれながらにその気質を備えているように思えてならない。

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台湾の喫茶店(6)

2007-01-04 21:40:52 | 旅行記
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台湾の喫茶店はスペースが広く取られているので大好きです。
ウェスティンホテルの一階右端に、スターバックスがある。




コーヒーを頼んで支払いしようとしたら、店員さんがビックリした顔で、
「このお金は使えません」と言うので、ニセ金かと思いこちらもビックリ!
「何で使えないの?」と聞いたら、
「因為、這銭太旧了!」(このお金は古いのです)と言う。
「では、どうしたらいいの?」と聞いたら、
「銀行に行って替えてもらってください」と言う。

実は、このお金、何年も前に(おそらく10年以上前)台湾に来た時、両替せずに日本に持ち帰り、そのまま机の中にしまってあったのを、たまたま見つけたので持ち出してきたのです。(^^;




ホテルの向い側の路地に、落ち着けそうな店があったので、足を運んでみた。




外観もオシャレでしたので、ここでもお茶を飲むことにした。




中もオシャレにされていて、すごく落ち着ける空間だった。
幸いお客さんも少なかったので、許可をもらって写真を撮ったのですが、その直後にドドーっとお客さんが入ってきた。

聞くところによると、この辺りは高級住宅が立ち並んでいたそうで、今でも広い屋敷が面影を残していて、お客さんも上品な方が多かった。




で、紅茶や




ナントカやらや、




コーヒー(私)を楽しんだ。




こちらは、大きな本屋さんの近くにあるオープンカフェ。




これは、ハーブのローズティー。




私のコーヒー。(笑)




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